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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041144329
作品紹介・あらすじ
天明の浅間焼け(大噴火)で土石流に襲われた鎌原村。村人の8割が死に、高台の観音堂に避難した者など93人だけが生き残った。現地に派遣された幕府勘定吟味役の根岸九郎左衛門は、残された村人を組み合わせて家族を作り直し、故郷を再建しようとするも、住民達の心の傷は大きく難航していた。出世頭の若き代官・原田清右衛門が進言するとおり、廃村と移住を選択すべきなのか、根岸は苦悩する。さらに幕府側にも不穏な動きが――。「故郷」と「生きる意味」を問い直す物語。
感想・レビュー・書評
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人は強いな
自分だったら、家族を失い、家を失い、田畑を失ったら、希望を抱いて生きていけるだろうか
今は、無理な気がする
これが、今の正直な感想詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公の根岸九郎左衛門は、後の南町奉行根岸肥前守鎮衛、怪談奇談集「耳嚢」の作者でした。
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