仮面よ、さらば (角川文庫 た 6-45)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041338810

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  • 村田和子の周囲で起きる連続殺人事件。戦争中に不敬罪で起訴されたことを恥じて自殺した猿子校長の息子による起訴に関わった人達への殺害予告と殺害。和子を避ける墨野隴人と上松。神津恭介と墨野隴人の推理。墨野隴人の正体と学生運動。

  • 墨野隴人シリーズの完結編。

    完結編と銘打たれてるだけで、ある程度の結末は想像できてしまうというもの。

    もう少し捻り技を決めて欲しかったのが正直な所だけど、これで終わりなんかぁ、と感慨深い。

  • 半分まで読んで「こいつしか犯人おらんやん」ってわかってしまったが、墨野ロウジンシリーズ読んでたら、もうこの作品は最後まで読むしかないじゃないのと。ズルい作品。このシリーズの最終的なオチはシリーズ初めから考えてあったのだろうか。だったら愉快。

  • 墨野
    後味が悪い。

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著者プロフィール

1920年9月25日、青森県生まれ。本名・誠一。京都帝国大学工学部冶金科卒業。48年、失業中に書いた「刺青殺人事件」が江戸川乱歩の推薦で出版され作家デビューし、「能面殺人事件」(49-50)で第3回探偵作家クラブ賞長編賞
を受賞する。79年に脳梗塞で倒れるが過酷なリハビリ生活を経て再起、「仮面よ、さらば」(88)や「神津恭介への挑戦」(91)などの長編を発表。作家生活の総決算として「最後の神津恭介」を構想していたが、執筆途中の1995年9月9日に入院先の病院で死去。

「2020年 『帽子蒐集狂事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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