ガラスの絆 (角川文庫 緑 445-3)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041445037

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  • ガラスの絆・・・子供のドナーを名乗る男が殺された。
    犯人は本物のドナーだった。
    暗い玄界灘に・・・婚約者が医療事故で死んだと見せかけ
    犯人は幼馴染の犯行だった。
    見知らぬ夫・・・知らないうちに籍を入れられていたが
    そいつが本当の婚約者に殺され遺産がもらえるかも。
    破滅が忍び込む・・・不倫相手と自殺を目撃した女医は
    自分の娘のアリバイのため、うそをつく。
    自殺を見たと言って!と被害者の妹から強迫され殺そうとするが不倫相手の罠だった・・・。
    孤独のなかみ・・・オババ死亡。妹はオババの恋人をレイプされかけ殺したのだが・・・。
    殺意をあなたに・・・交通事故加害者となった主人公。
    被害者遺族と夫が不倫して殺されるところで終わる。
    夫が卑怯。。

  • 再読。
    日常的な設定、内容は重く、凝っている。

  • ドキドキはらはらした。殺人者の立場に立って読み進めるとなぜか応援してしまう。怖い人間の心理をついた小説。

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著者プロフィール

一九三八(昭和一三)年東京都生まれ。慶応大学在学中に長編『すれ違った死』が江戸川乱歩賞候補に選ばれる。七〇年『天使が消えていく』が再び同賞の候補になり、単行本化され作家デビューを果たす。七三年『蒸発』で日本推理作家協会賞、八九年に仏訳『第三の女』でフランス犯罪小説大賞、二〇〇七年日本ミステリー文学大賞を受賞。主な著書に『Wの悲劇』『』や「検事 霞夕子」シリーズなどがある。二〇一六年没。

「2018年 『77便に何が起きたか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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