闇を引き継ぐ者 (角川文庫 に 4-62)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 51
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041527627

作品紹介・あらすじ

人気女性アナウンサーの誘拐事件が発生した。十津川警部率いる捜査一課が事件を担当するが、送りつけられてきた脅迫状には、十津川が数年前に逮捕し死刑になった連続誘拐殺人犯"ジャッカル"の名前が記されていた!「殺人を楽しむために殺す男」と言われ、日本中の女性をパニックに陥れたジャッカル。死刑執行直前まで、服役中の彼の元に通いつめていた男の存在を知った十津川は、2人の関連性を探り始める…。現代社会の病理に蝕まれた猟奇殺人犯の異常心理を、克明に描いた、渾身の長編サスペンス。

感想・レビュー・書評

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  • 女性を次々と惨殺していく殺人鬼に立ち向かっている北条早苗刑事がすごい。
    スリルがあり中学・高校と何回も読んでました。

  • 西村京太郎にしては珍しく,恐怖小説に近い犯罪推理小説です。
    恐い話が嫌いな方は,読まないことをお勧めします。

    若い女性を殺したり,女性の刑事を精神的,肉体的に追い詰める場面があります。

    西村京太郎は,描写が微に入り細に入りではないので,本格恐怖小説ではないのかもしれません。
    それでも読後は心地よくはありませんでした。

    十津川警部の採った行動は,自分の予測通りだった。
    その後の行動はひょっとしたら,辞職するか,一月自主謹慎するかもしれない。

  • と、いった。

    の行稼ぎがめちゃくちゃ多い!ほとんどそれちゃうんか!ってなる。

    と僕は、いった。

  • 十津川警部モノ史上最大の猟奇殺人で、すっげー印象に残ってる。読んでてマジで怖かったぞw

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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