- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041527726
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「十津川警部「標的」」3
著者 西村京太郎
出版 角川文庫
p10より引用
“サイトに危険なメッセージが載ったとしても、それだけで、会
員のリストを提出せよという裁判所命令はとれなかった。”
ミステリーの大家である著者による、おなじみの刑事が活躍す
る長編ミステリー。
とあるサイトに殺人予告が書き込まれた、そこから始まる事件
に御存知十津川警部達が挑む。
上記の引用は、サイトに書き込まれたメッセージについての一
文。書き込んでいる本人は冗談のつもりであっても、最近の事情
を鑑みるに、冗談でしたでは済ませてもらえないのではないでし
ょうか。楽しいネット空間がこれからも維持されるように、つま
らない事件は起こらないで欲しいものです。
今作は鉄道やその周辺が舞台ではありません。十津川警部はい
つでも鉄道に乗っているか、旅先で仕事してるイメージもってい
ましたが、私がこのシリーズを読んでいないだけのようでした。
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(宗美智子)
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非現実的な内容ですが個人的には好きな内容です
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平成17.10.25 初版 ¥514
「愛のサイト」――出会い系といわれるこのホームページに、K・Eというイニシャルをもつ人物の殺人予告が掲載された。当初は単なる悪戯かと思われたが、次々と事件が起きてしまう。俳優の河原英二が爆弾で殺され、殺人予告を書き込んだと思われる女性も死体で発見される。捜査が混乱を極める中、首相の河原英太郎の身にも危険が迫り…。犯人の目的は一体何なのか?大事件に、十津川警部が挑む!