- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041552278
感想・レビュー・書評
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香水をモティーフにした12編から成る短編小説集です。
収録されている作品はいずれも、「ドラマティック・ノート」というタイトルにふさわしく、ドラマの一場面を切り取ったようなシチュエーションを描いたショート・ストーリーです。シナリオ・ライター出身の作家の手になる短編小説によく見られる、気の利いたセリフ回しとやや作り込んだ感のある人物造形は、ちょっと軽すぎるのではないかという印象を抱いてしまうのも事実です。ただ個人的には、イメージの織りなす表層を絶え間なく移動していく時代の空気を見事に作品に仕立て上げた著者の手腕には、やはり感心させられてしまいます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やっぱり恋愛と結婚って難しい…
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高校〜大学時代に熱心に読んだ作家の再読。自分の原点がある感じ。(ここが原点なんて恥ずかしいけど)
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短編集
香水にまつわる大人の恋愛模様。
真剣で綺麗。
だけど、私はもっとやんちゃな大人が好き。 -
匂いが運ぶ愛の記憶、仕組んだ罠、見抜いた嘘--匂いにはドラマがある。香水をモチーフにした男女の愛の形、12話。
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香水をモチーフにした短編集。香水って苦手なんだけど、これを読むと、こんな風に素敵に香水をまとってみたいなと思います。