上野谷中殺人事件 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 181
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607206

作品紹介・あらすじ

東京の北への玄関口、上野駅に再開発計画があるという。地上300mの超高層駅ビル、不忍池地下の大駐車場。地元の下町では賛成派と反対派に意見が分かれていた。大林繭美はタウン誌を発行しながら、この愛すべき街を守ろうと忙しい毎日を送っていた。ある日、ルポライター浅見光彦は軽井沢の作家から1通の奇妙な手紙を託された。そして、数日後、差出人は谷中霊園で「自殺」した。情緒あふれる東京の下町に浅見光彦の推理が冴える書き下ろしミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 推理作家内田康夫の元へ、殺人の容疑で取り調べられてる男から助けを求める手紙が届き、内田はこれを浅見探偵につげるが、すぐには着手できずにいる間に手紙の主の自殺死体が発見される。

  • 再開発というのは、地域住人にとっては、苦渋の決断かもしれません。そんな状態で、殺人事件は辛いかも…。

  • 東京の北への玄関口、上野駅に再開発計画があるという。地上300mの超高層ビル、不忍池地下の大駐車場。地元の下町では賛成派と反対派に意見が分かれていた。大林繭美はタウン誌を発行しながら、この愛すべき街を守ろうと忙しい毎日を送っていた。
    ある日、ルポライター浅見光彦は軽井沢の作家から一通の奇妙な手紙を託された。そして、数日後、差出人は谷中霊園で「自殺」した。
    情緒あふれる東京の下町に浅見光彦の推理が冴える書き下ろしミステリー。

  • 上野駅再開発をめぐる人間模様

    今回の浅見さん、ちょっと好きになれなかった。

  • 浅見光彦の公式第46事件
    公式第1事件の「後鳥羽伝説殺人事件」にレビュー

  • 上野の再開発計画。賛成派と反対派に意見が分かれ、その最中で起こる殺人事件。情緒あふれる東京下町に浅見光彦の推理が冴える書き下ろしミステリー

  • 「上野駅に対する愛着と、その裏返しのような嫌悪感」が事件を引き起こす…上野駅。確かに独特の雰囲気のある駅だ。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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