朝日殺人事件 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 160
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041607374

作品紹介・あらすじ

都内の一流ホテルで、不動産ブローカーを営む男が殺された。だが、現場に手がかりはなく、はやくも捜査は難航していた。ニュースで事件を知った浅見光彦は母・雪江に相談を持ちかけられる。旅行帰りに被害者を目撃したらしいのだ。その際に、男は携帯電話で「アサヒのことはよろしく」と大声で頼んでいたという。「アサヒ」とは何か!?浅見は事件解決のために、死者が遺したメッセージの真相を追うのだが…。名古屋、北陸、そして東北へ-。名探偵浅見光彦の推理が冴える長編旅情ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 浅見さん、富山か新潟から帰ってきたと思ったら、また車で行かされるという……。
    ドライブ好きでも、ちょっと酷。
    しかし、場所が変わる度に、新たなる変化があり、麻美さんも、行ったかいがあったのではないでしょうか。

  • 古本を読んだのを期に、読みました。あさひと言う謎は、けっこう難しいが、結論とか見えると解決に結びつきやすいですな。

  • #2811ー106

  • 地理的に面白い。

  • 都内の一流ホテルで、不動産ブローカーを営む男が殺された。だが、現場に手がかりはなく、はやくも捜査は難航していた。ニュースで事件を知った浅見光彦は母・雪江に相談を持ちかけられる。旅行帰りに被害者を目撃したらしいのだ。その際に、男は携帯電話で「アサヒのことはよろしく」と大声で頼んでいたという。「アサヒ」とは何か!?浅見は事件解決のために、死者が遺したメッセージの真相を追うのだが…。名古屋、北陸、そして東北へ―。名探偵浅見光彦の推理が冴える長編旅情ミステリー。

  •  というわけで、今回は矛盾に満ちたお母様の一言で、探偵をしなくてはならなくなった光彦さんのお話(爆)
     こういう、人間くさいとこ大好きだ(苦笑)
     光彦さんのお母様に対する頭の上がらなさ具合はさておき。
     お母様のこのすっげぇ、矛盾くさいところも大好き♡
     やっぱり、人間は矛盾に満ち満ちているものなんですよ。
     とか、知ったかぶりをかましてみる(死)

     でもまぁ、それでも知り合いがばたばた死んでしまうのも考え物だと思うんですよ。
     それは、普通に悲しい。

     でもまぁ、浅見さんは個人だから、警察とかの組織じゃないから。
     まだちゃんと、涙を流してくれることが嬉しいと思う。
     推理小説って当たり前のようにそれを流してしまうことが多いから。

  • 浅見光彦の公式第57事件
    公式第1事件の「後鳥羽伝説殺人事件」にレビュー

  • 好き。

    2つの事件が絡み合う。不思議。

  • 浅見の母が列車内で見かけた男が翌日ホテルで殺されて発見される。母が列車内で聞いた言葉を頼りに捜査を始める浅見探偵。今回は珍しく母の賛同と資金援助まで得ての捜査活動。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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