されど君は微笑む 約束の街6 (角川文庫 き 6-24 約束の街 6)
- KADOKAWA (2004年2月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041612248
作品紹介・あらすじ
N市から男が流れてきた。川中良一。人が死ぬのを見過ぎた眼を持っていると思った。彼の笑顔はいつも哀しそうだとも思った。また「約束の街」に揉め事がおこる。
感想・レビュー・書評
-
一人称のソルティは何だか物悲しい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
インフルのお供に再読
-
最高
-
約束の街 6/8
-
わいるどだぜ~。流行した「ソープへ行け」をばっさり捨て、歴史小説かいてるぜ~。でも俺はすきだぜ~。(念のためすぎちゃんだぜ~)
-
のっけからソルティの様子がおかしい。子供ができて守りに入ってしまいそうな自分に馴染めないでいる。代わる代わるヒーローが死んで行くシリーズものなので、嫌な予感。そして川村良一が威風堂々と登場。小僧だった坂井までずいぶんと渋くなっている。秋山の娘もかなりハードボイルドになった。物語は死ななくても良いはずの、ソルティの友人が死んだりして、いよいよ嫌な雲行き。諸悪の根源にも直接川村が肉薄。「おいおい、シリーズはこれでお終いか?」と疑ってしまう。個性の強いヒーローを一同に登場させているので、山場の設定には事欠かない。そして圧巻の最後。まだシリーズ全部を完読していないけど、この作品は出色だと思う。
-
川中とソルティが出会い、ハードボイルドを展開
-
約束の街シリーズを読んでいないので、その第6弾というより、俺にとってはブラディ・ドールシリーズ第11弾という感じ。
何年かぶりに北方謙三を読んだけど、やっぱ面白いわ。単純に面白い。ハラハラドキドキ(昭和擬音)しながら、コーヒーとか飲みながら一気に読む。そして、読み終わった後に言葉にしづらいなにかが、ほんの少し残る。最高じゃないか。 -
約束の街シリーズ第6弾。ここから遂にN市の面々が上陸。約束の街シリーズはブラディ・ドールシリーズと繋がり、新たな顔を見せ出します。川中とキドニー、不器用なおっさん達は健在だった。