宇宙皇子 妖夢編 7 (角川文庫 ふ 3-61)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041653616

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  • 苦須里と田加良という仲間を失いながらも、道鏡の野望を退けることに成功した宇宙皇子でしたが、新たに藤原百川が権力を握ろうと策動を開始し、ふたたび朝廷内部に抗争の兆しが生じてきます。宇宙皇子は、信頼する和気清麻呂や山部親王らに働きかけをおこない、朝廷を善導しようと努めます。そんな中、長く宇宙皇子と運命を共にした釣も、ひっそりと息を引き取ることになります。

    ところが、金剛山に朝廷の侵略にさらされている蝦夷から救援の依頼が舞い込みます。かつて挫折しいた流民王国の夢をふたたび実現させようと考えていた宇宙皇子は、金剛山の鬼たちを率いて蝦夷の戦いに加勢し、ここに流民王国実現の足掛かりを築こうとします。

    道鏡との戦いが終わり、ひと段落といったところでしょうか。ストーリー的にはあまり大きな動きはなく、妖夢編も残すところあと3巻ですが、新たにどのような展開があるのか気になります。

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著者プロフィール

脚本家、小説家、放送作家。慶應義塾大学文学部国文学科卒(1958年)。日本文芸家協会、日本ペンクラブ、日本脚本家連盟会員。京都嵯峨芸術大学客員教授。特撮作品やアニメーションの脚本家として『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『突撃! ヒューマン!!』『サンダーマスク』、『マジンガーZ』『六神合体ゴッドマーズ』『宇宙戦艦ヤマト』など多くの作品に携わり、小説家として累計1,000万部を売り上げた『宇宙皇子』シリーズなど。

「2015年 『今は昔“言霊”(メッセージ)あり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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