- Amazon.co.jp ・本 (684ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041671184
感想・レビュー・書評
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東京のやくざと大阪の刑事コンビで、「宗教」「観光産業」「警察」「やくざ」が絡み合い、その巨大な悪に立ち向かう長篇ハードボイルド。
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ヤクザが、惚れた女のために、そして巨大な悪に立ち向かうため闘いが始まる。
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高見さんが心配だわ。(笑)
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東京の経済やくざ(ちょっと落ち目)と関西の警察官(同僚から嫌われてる?)が、観光と宗教法人ぐらいしかないある地方の街で繰り広げるお話。
すいすい読める。お話も面白くて飽きなかった。
最後はちょっと詰め込みすぎの感もある。ちょっとどたばたしたかな。カーテンコールじゃないんだからみんなまとめて登場しなくてもよいでしょう。
大沢在昌ファンなら納得して読める本。 -
<内容>
組織に莫大な借金を負わせ、東京から地方の温泉街に逃げ込んだ経済ヤクザ・高見。一方、大阪から単独捜査のため、その街を訪れたはみ出し刑事・月岡。街で二人を待っていたのは、地元の政治家や観光業者をまきこんだ巨大新興宗教団体の跡目争いと、闇にうごめく寄生虫たち―。惚れた女のために、そして巨大な悪に立ち向かうため、奇妙な友情で結ばれた一匹狼たちの闘いが始まる!圧倒的なスケールで描く大沢ハードボイルドの巨編。