眠たい奴ら (角川文庫 お 13-18)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (684ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041671184

感想・レビュー・書評

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  • 東京のやくざと大阪の刑事コンビで、「宗教」「観光産業」「警察」「やくざ」が絡み合い、その巨大な悪に立ち向かう長篇ハードボイルド。

  • ヤクザが、惚れた女のために、そして巨大な悪に立ち向かうため闘いが始まる。

  • 高見さんが心配だわ。(笑)

  • 東京の経済やくざ(ちょっと落ち目)と関西の警察官(同僚から嫌われてる?)が、観光と宗教法人ぐらいしかないある地方の街で繰り広げるお話。
    すいすい読める。お話も面白くて飽きなかった。
    最後はちょっと詰め込みすぎの感もある。ちょっとどたばたしたかな。カーテンコールじゃないんだからみんなまとめて登場しなくてもよいでしょう。

    大沢在昌ファンなら納得して読める本。

  • <内容>
    組織に莫大な借金を負わせ、東京から地方の温泉街に逃げ込んだ経済ヤクザ・高見。一方、大阪から単独捜査のため、その街を訪れたはみ出し刑事・月岡。街で二人を待っていたのは、地元の政治家や観光業者をまきこんだ巨大新興宗教団体の跡目争いと、闇にうごめく寄生虫たち―。惚れた女のために、そして巨大な悪に立ち向かうため、奇妙な友情で結ばれた一匹狼たちの闘いが始まる!圧倒的なスケールで描く大沢ハードボイルドの巨編。

著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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