どんぐりいちごくり夕焼け: つれづれノート11 (角川文庫 き 9-46)
- KADOKAWA (2002年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041673485
感想・レビュー・書評
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落ち着いてよかった。やりたいことをどんどん試す銀色さんのバイタリティに憧れる。
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銀色夏生さんのつれづれノートシリーズを初めて読みました。
シリーズをどんどん読んでいきたいです。 -
11巻まで読み進めてきて、ようやっと、銀色さんという人の生きかたが明らかになってきました。生きかたそのものが表現だと述べてらしたけれど、本当にアーティスティックな生活(詩作以外の日常のやりとりや思考の遊び方も含めて)。ふだん、こんなに人が何をどう考えどう過ごしてるかをつぶさに知ることはないので、本当に興味深い。映画「息子の部屋」の感想で「人の家のアルバムを覗いてるみたい」と書いてらしたけど、こちらこそ他人の日記を読んでる感覚だったので、なんだか不思議におもしろかった。
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タイトルの意味がわかって、
素敵だなあって思った。
初つれづれノート。 -
かんちゃん小3、さくくんは二歳と子育てまっさかりの銀色さん。が、とうとう二度目の離婚…。さくくん、二歳にて父親と別れて暮らしてるのか~。で、離婚したことでスッキリしたのか、島の話はしぼむ。変わり?に山に別荘購入とは…。
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再読。
やぶちゃんが好き。大人になっても新しい友達ができるんだなと心強く思う。 -
こんな生活がしたい。
離婚はしたくないけど。
っていうか、きっと家でコツコツと仕事をするのも大変なのだろうけれど。
でも、いいなあって思う。
いとおしい日々だよね、素敵な毎日。
かんちゃんとさくぼうが可愛い。 -
ついにイカちんと。現実の人間関係って紙切れ上の関係によってよくなったり悪くなったりするものなのか。
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さよなら、イカさん。
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この作者のこのつれづれシリーズ(日記、エッセイ)だけが大好きで全部持ってるけど、詩は苦手。なんとなく表紙がかわいかったので、代表してこの巻を選びます。好きなのは4〜7巻あたり。
作者のエッセイは、言葉が他人の使ったあとのものではなく、新しい、自分だけの言葉だ。だけど、どうして私が思っていること・気づきそうだったことをこうも明確に書けるのだろう、と本当に感心する。寝る前や、何となくダラダラしたいとき、元気のないときに、そのとき読みたい雰囲気の巻を引っ張り出してきて読むのが小さな喜び。二人の子どもたちの成長も、可愛らしく、作者の豪遊っぷりにも目を見張る。そして、要所要所に手書きで描かれたこまごまとした生活の絵がとても好き。
最初から読んでると、人って変わるよなぁ、それは成長したからいいとか、悪いじゃなくて、単に変わるんだ、と思う。