消える上海レディ (角川文庫)

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感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041682029

感想・レビュー・書評

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  • アイリッシュ『幻の女』を髣髴とさせるファム・ファタル物かと思っていたら、さにあらず。結末はなんともギクシャクした設定のミステリでした。
    主人公の行く先々で現れては危害を加え、そして消えてしまうブルーのチャイナドレスを着た上海レディ。その正体の強引さは無理があるとしか云いようがない。
    老婆が機敏にナイフを繰り出す、しかも最後の最後まで主人公には判らないというのはあまりにもこじつけすぎ。
    整形外科に写真を渡した時点で上海レディが主人公とそっくりだというトリックは見破ったが、内容的には2時間サスペンスドラマの域を出ていない。
    上海旅行を経費で落とすために創作したとしか云えない駄作。ちょっと云いすぎか?

  • まさかこれで終わらないだろうと思ってたのに終わってしまった。
    これはちょっとなー。

  • やっぱり、面白い!スピード感があって、早く結末が知りたくてすぐに読み終りました。

  • 読んでいる最中に軽い混乱。
    こんなことが現実に我が身に降りかかってきたら嫌だなと思いながら読み進めました。
    でも作中に出てきた音楽、思わず検索してどんな曲か聞いてみました。
    けっこう好みなものが多くてよかったです。
    戦前の大陸の雰囲気、とくに上海って不思議で興味深いです。
    それらが舞台になった本作はとても面白かったです。

  • 偶然が重なって起きた悲劇。無駄なく伏線が張られていたので綺麗にまとまっていた気がします。

  • 「上海レディ」と呼ばれる女性に命を狙われる島丘弓芙子。「上海レディ」とそっくりな外見の弓芙子。取材の為に乗った客船で見かけた「上海レディ」。稲村との再会。稲村の母親の態度。自分の客室で無い物かに襲われる弓芙子。同時刻に同じ女性に襲われる稲村の母親。弓芙子に疑いの目を向ける刑事達。戦争中に「上海レディ」と呼ばれた女スパイの謎。上海で見つかった「上海レディ」の秘密。

     2009年10月23日購入

     2010年12月28日読了

  • 吉敷シリーズではなかった・・・上海に行く船の中で自分そっくりの女に付け狙われ襲われるが、誰もそんな女は見ていないという。消える水晶特急にも出てきた記者弓芙子が主人公。

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著者プロフィール

●著者紹介
1948年広島県福山市生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃のデビューを果たして以来、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』など50作以上に登場する探偵・御手洗潔シリーズや、『奇想、天を動かす』などの刑事・吉敷竹史シリーズで圧倒的な人気を博す。2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。また「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」や「本格ミステリー『ベテラン新人』発掘プロジェクト」、台湾にて中国語による「金車・島田荘司推理小説賞」の選考委員を務めるなど、国境を越えた新しい才能の発掘と育成に尽力。日本の本格ミステリーの海外への翻訳や紹介にも積極的に取り組んでいる。

「2021年 『島田荘司選 日華ミステリーアンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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