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- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041690062
感想・レビュー・書評
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あれ?もう戦後やんけ。
オカルト!虐殺!幻覚キメた時に見るような呪い!これらの成分増し増し。これを期待していた。 -
副題のごとく加藤が復活する。<5魔王篇>では日本が軍国主義に突き進む2・26事件で終わり、本篇では太平洋戦争終戦の時から書き起こされているので、続けて読むと戸惑ってしまう。香港の貧民窟で復活の狼煙を上げた加藤が、再度、いや三度首都東京の壊滅に立ち上がる。寺田寅彦、幸田露伴が鬼籍に入り、代わりに若き日の三島由紀夫こと平岡公威が登場し、物語に新たな息吹が。そして病みぬいた辰宮由佳理の死。加藤の思惑どおりなのだろうが、これは彼女にとって救いだったのではないだろうか。
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帝都物語〈6 不死鳥篇〉 (角川文庫)
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加藤さんは巫女萌えといふ悍ましいものにかまけてしまったので、J・ニーダム大先生の前でちょっとその体を捨ててみる。
そんで以て将門公はまだ大空襲にも拘らずおねむっぽいので、ちょっとアクセスするため、加藤さんは霊的ステージ高めの大川周明大先生に接触してみるが。
『パラノイア創造史』で、聖別された病としての梅毒が出てゐたが、本書ではその辺は無し。
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