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- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041690086
感想・レビュー・書評
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昭和30~40年代から一気に昭和70年。本作が昭和62年に刊行されているので、当時は未来のことであり、副題〈未来宮篇〉とされているのだが、21世紀のいま読むと、未来を描くSFの難しさを感じる。それはそれとして、魔人・加藤は海竜を目覚めさせようとしている。年老いた目方恵子は死を目前に、次代の神子を育てることができるのか? 自衛隊市ヶ谷駐屯地で起きた三島事件に、黄泉下りという虚構を混ぜて物語は進展する。鳴滝老人が地下に建設したミニ銀座に囚われた辰宮由佳理の魂は、安らぎを得られるのだろうか?
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データ上の東京(セカンドワールド)の概念がこの巻で登場。作者はプログラマだったのね。
作者自身がモデルと思われるオカルト作家も登場。三島は死後も活躍あるの良いな。 -
帝都物語〈8 未来宮篇〉 (角川文庫)
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