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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041755105
作品紹介・あらすじ
1793年2月、30万募兵令が全国に向けて発布され、ヴァンデ地方は、ついに武装蜂起した。貴族としての誇りに生きる21歳のアンリは、10万のヴァンデ軍の先頭に立つ。それを迎え討つは、革命を信じ、大量殺戮をも辞さぬ覚悟の公安委員会代理ジュリアン19歳、そしてアンリの敵として対峙せざるをえなくなった西部方面軍最高責任者ニコラ25歳。3人は激突を回避できるか。祖国に身を捧げる若き情熱を描く力作長編、完結。
感想・レビュー・書評
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3人の中ではジュリアンに感情移入して読んでたので、すごく切ない読後感。
革命後は無情。
他の人物も終わりを知ってるだけに…。 -
それにしても、革命思想の歪んだカリカチュアなジュリアンの扱いはかなり堪えました。違う扱いを期待していただけに。先鋭的なロベ×サンの行く手にも描かれてはいない、ギロチンが見えます。
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ヴァンデの下巻。主人公が3人いるけれど、戦乱期だからこその繋がりや悲しさなどの色が上巻より濃くなっている感じでした。
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