聖戦ヴァンデ 下 (角川文庫 ふ 7-3)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041755105

作品紹介・あらすじ

1793年2月、30万募兵令が全国に向けて発布され、ヴァンデ地方は、ついに武装蜂起した。貴族としての誇りに生きる21歳のアンリは、10万のヴァンデ軍の先頭に立つ。それを迎え討つは、革命を信じ、大量殺戮をも辞さぬ覚悟の公安委員会代理ジュリアン19歳、そしてアンリの敵として対峙せざるをえなくなった西部方面軍最高責任者ニコラ25歳。3人は激突を回避できるか。祖国に身を捧げる若き情熱を描く力作長編、完結。

感想・レビュー・書評

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  • 1793年2月、30万募兵令が全国に向けて発布され、ヴァンデ地方は、ついに武装蜂起した。貴族としての誇りに生きる21歳のアンリは、10万のヴァンデ軍の先頭に立つ。それを迎え討つは、革命を信じ、大量殺戮をも辞さぬ覚悟の公安委員会代理ジュリアン19歳、そしてアンリの敵として対峙せざるをえなくなった西部方面軍最高責任者ニコラ25歳。3人は激突を回避できるか。祖国に身を捧げる若き情熱を描く力作長編、完結。
    「BOOK」データベース より

    報われなさ過ぎる.
    夜中に読み終わって、そのまま寝るのがつらいほど.
    正義のための武力なんてものがあるのだろうか.

  • 3人の中ではジュリアンに感情移入して読んでたので、すごく切ない読後感。

    革命後は無情。
    他の人物も終わりを知ってるだけに…。

  • 架空の登場人物の設定や、動かし方に無理がありすぎる。そのため、常に違和感を感じながら読み進めることになり、物語に入り込めない。
    と、思ったらマルク・アントワーヌ・ジュリアンは実在の人物だった!

    なんてこと。

    こんな無理な人事してたのか、ロベスピエールは、、、
    そこまで追い詰められていたんだろうか、、、

    最後はやるせない気分にどっぷり浸かり、暗く沈みこんでしまった。
    歴史は、、、小説よりも、むごい。

  • それにしても、革命思想の歪んだカリカチュアなジュリアンの扱いはかなり堪えました。違う扱いを期待していただけに。先鋭的なロベ×サンの行く手にも描かれてはいない、ギロチンが見えます。

  • ヴァンデの下巻。主人公が3人いるけれど、戦乱期だからこその繋がりや悲しさなどの色が上巻より濃くなっている感じでした。

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著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG(ジェニ)」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート 特装版 校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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