美しき薔薇色の殺人 (角川文庫 よ 10-11)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041789148

作品紹介・あらすじ

発端は破格の賞金が懸けられた『太宰治芸術賞』。その第一回受賞作家となった五代光興は、デビュー作で実父の性を赤裸々に描き、今回の作品では自らの夫婦生活の恥部をテーマにした。プライバシーの切り売り以外に小説を書くすべを知らぬそんな五代のもとに、受賞を祝う電報にまじって一通の弔電が届いた。そして留守番電話には見知らぬ男の高笑い。さらには、右手を薔薇の棘で傷だらけにして息絶えた女。自殺か他殺か、犯人は五代なのか。警視庁捜査一課の烏丸ひろみ刑事が挑む『三色の悲劇』シリーズ第一弾。意表の真相は巻末の薔薇色ページに。

感想・レビュー・書評

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  • 資料番号:0011331121
    請求記号:F/ヨシム

  • 久しぶりにこのシリーズ。
    以前新書版で読んでいたのだけれども、すっかり忘れているので、改めて読み直し。
    一応、タイトルの順で、この本から読み始め。

    プライバシーを切り売りする私小説というものは、周りの人を犠牲にする可能性があるということ。

    予想のつかない結末。
    しかし、事件はまだ続く・・・のか?

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著者プロフィール

東京生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送ディレクター、編成プロデューサー、 扶桑社書籍編集長を経て1990年より専業作家。
1986年扶桑社在籍中に執筆した『Kの悲劇』でデビュー。2009年10月発売の『蛍坂』が200冊目の著作。
2011年9月ライフワークの『魔界百物語』がスタート。100本の書き下ろしミステリーに挑む。

「2012年 『幻影城の奇術師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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