西銀座殺人物語 (角川文庫 よ 10-14)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041789179

作品紹介・あらすじ

西銀座のクラブ『莉花』の美人ママに惚れ込み、遠く熱海から新幹線で通ってくる中小企業のオーナー社長・牛田辰則。その熱意の甲斐あってか、ママから「したいの」と刺激的な一言。ところが、その言葉の裏に秘められていた世にも恐ろしい事情に気づいたときには、時すでに遅く、牛田は泥沼に片足を突っ込みかけていた…。書き下ろし表題作のほか、ピザとビザを間違えている社長へのご注進騒ぎ、勤続二十年の記念休暇をきっかけに大胆な変身をはかろうとした男の失敗、等々…作者十八番の笑いと恐怖のミステリー短編全六編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 表題作を含む短編集。サラリーマンが主人公。一気に読めてしまう一冊。

  • (収録作品)右の者勤続二十年を表彰する/黒岩は三人おりますが/政治改革殺人事件/西銀座殺人物語/私も組織の人間ですから/社長お言葉ですが

  • 『私も組織の人間ですから』を改題+表題作品

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著者プロフィール

東京生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送ディレクター、編成プロデューサー、 扶桑社書籍編集長を経て1990年より専業作家。
1986年扶桑社在籍中に執筆した『Kの悲劇』でデビュー。2009年10月発売の『蛍坂』が200冊目の著作。
2011年9月ライフワークの『魔界百物語』がスタート。100本の書き下ろしミステリーに挑む。

「2012年 『幻影城の奇術師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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