休息の山 (角川文庫 さ 18-7)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041813072

感想・レビュー・書評

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  • シーナ派? サーノ画伯の本である。本業のイラストに加えてこういう本も結構出している。ボクわ過去にも何冊か読んだ。本作わ「山」に関する極く短いお話集。この短さが妙に心地よい。
    が、しかし悲しくも今回解った事がある。それわお話の締めくくり方だ。物語と云うのはどこかで必ず終わらなければならないのだけれど、その終わり方が読者の想い通りだったり、またわ予想外のびっくりするような事だった場合に「あ、面白かった!」という具合になるのだ。 サーノ画伯の締めくくり方わ、あまりにもそのふたつからかけ離れている。後そこさえいいアイデアが浮かべば・・・だった。(とまあ、ざっとこんな具合に期待わはづれるのだ)
    しかし画伯わ趣味多彩でスチールギターも遣るそうなので、今度わ音楽関係の本も出してもらいたいものだ。

  • 気楽に風景を楽しむ登山が主体のエッセイ。
    私は登頂やルートにこだわってしまうことが多く、作者のように山を楽しめるようになりたいなと思った。
    後半のバードウォッチングの話も良い。

  • 登った山の話。
    沢野さんの優しさが随所ににじみ出る文章。
    特に最後の方に出てくる家族の巣立ちの話は親としての沢野さんの気持ちがとても分かり泣けた。

  • やっぱ山はいいよね、と思た。
    読んだ後、内容を全部忘れるお得感の詰まった本。

  • ワニ目の画伯・沢野ひとしの登山エッセイ。椎名誠の本で出てくる印象とはちょっとちがってなんだかしんみりするような文体だった。
    でも結構おもしろく、モーレツに山に登りたくなってきた!

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著者プロフィール

イラストレーター・エッセイスト

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

沢野ひとしの作品

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