海と川の恋文 (角川文庫 ま 7-5)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041859056

作品紹介・あらすじ

18歳の遙香は、二人の上級生に出会う。自主映画を撮る徳明、演劇部を主宰する修平。二人の間でゆれながら、初恋に別れをつげて、女優へ。忘れられない思いを胸に、月日は流れた。そして再会、「ずっと好きだった」。だが若い日という川は海へ出てもう、もどれない。人生の光と影を知り、大人になった三人。全編に流れる、甘く苦い青春の郷愁、大人になっても消えない恋のときめき。懐かしくてドラマチック、心にしみる恋愛小説。

感想・レビュー・書評

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  • ちょっとしたボタンの掛け違えですれ違っていく切なさ、艱難辛苦のなかでの葛藤、それでも意を決する気迫が見事に描写されている。周囲のキャラもきちんと確立されてて、読み応え十分。

  • さらさらと読める一冊。結構楽しめました。
    深く考えずに恋愛モノが読みたい方におすすめです。
    主人公の年齢考慮すると40 代の女性向けかな。

  • 20130521
    ベタな展開

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著者プロフィール

島根県出雲市生まれ、筑波大学卒。『巨食症の明けない夜明け』(集英社)ですばる文学賞、評伝小説『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』(光文社文庫)で新田次郎文学賞。著作はイタリア、中国、韓国で翻訳出版される。『赤毛のアン』シリーズ(文春文庫)の日本初の全文訳を手がけ、作中の英米詩、シェイクスピア劇、聖書など数百項目を訳註で解説。金子みすゞの弟で脚本家の上山雅輔の日記と回想録を読解して小説『みすゞと雅輔』(新潮文庫)を発表。著書に幕末小説『島燃ゆ 隠岐騒動』(光文社文庫)、『英語で楽しむ赤毛のアン』(ジャパンタイムズ)など。趣味は編み物、洋裁、「すてきにハンドメイド」鑑賞。

「2021年 『金子みすゞ詩集 2022年1月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松本侑子の作品

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