- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041879481
作品紹介・あらすじ
珍しく食事に出た、晴美と石津、三毛猫のホームズ。帰り道、乗っていたバスで、見知らぬ少女に声をかけられたホームズがついていってしまった! まさか、家出? 表題作の他、ホームズシリーズ三編を収録。
感想・レビュー・書評
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ミステリーの短篇のお手本のような作品。他の作品と違うのは、ミステリーにつきものの殺人事件を扱ってはいるものの、ユーモアや爽やかな読後感を味わわせてくれることだ。
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ホームズを連れ、石津と食事に出た晴美。焼き肉をたらふく食べた帰り道、見知らぬ少女に声をかけられたホームズは、むっくりと起きあがり彼女についていってしまった!これって、家出!?晴美と石津、片山刑事は、必死の捜査を開始する。一方、少女の家にたどり着いたホームズは、その家の猫のふりをして…。大人気シリーズ、第23弾。表題作のほか、三編を収録。
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「三毛猫ホームズの家出」3
著者 赤川次郎
出版 角川文庫
p71より引用
“通信簿。ーそれが、リカの心に重くのしかかっているのだった。
”
頭のいい三毛猫が活躍する、ミステリー短篇集。
いまいち頼りない刑事としっかり者の妹が、相棒の三毛猫ホーム
ズと、いろんな事件を解決していきます。
上記の引用は、収録中2話目の中での一文。
通信簿とは、コレまた懐かしい響きです。私も一喜一憂、憂ばか
りしていましたが、通り過ぎてしまえばなんてことはないもので
す。通り過ぎて結果が数字で出なくなってから、どれだけサボら
ず頑張れるか、こちらの方が難しいのではないかと思います。
短編なので気楽に読めて、時間のない人には良いのではないで
しょうか。
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とにかく重いのはいらん。
という同級生(法務関係のお仕事)の勧めで読んでみました。
赤川次郎って名前は有名で、このシリーズの名前ぐらいも知ってたけど、
どの本が有名なのかは知らなかったので、適当に選びました。
いや、本当にあっさりしてる。
殺人もあっさりしてて、ドロドロしてない。
これならTV化しても20時代でいけるw
でもあっさりしすぎなようなぁ・・・
実際ドラえもんがいたら周りの住民が大騒ぎだろう!
的な、暗黙な了解なのかもしれません。
犯人の細かい内面描写や、トリックの推理とかはあんまりない。 -
赤川次郎の三毛猫シリーズ第23弾。
高校のときか、浪人のときかにはまって読んでた本を読み返してみた。
シリーズ全部読んだわけではないから読み返したとは言わないか。
1~2時間もあれば読み終えれて、娯楽になるからいいね。
ミステリーの割りに、読者に犯人は誰かということを考えさせないシリーズのような気がする。
そういうことろが個人的には好き。 -
短編
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学校の図書館で当日読破。
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おなじみの、三毛猫シリーズです。このシリーズの小説は、ストーリーの展開が速く、飽きずに読めます。
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そのまんま。誤解でしたが。(確か)