三毛猫ホームズの家出 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 287
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041879481

作品紹介・あらすじ

珍しく食事に出た、晴美と石津、三毛猫のホームズ。帰り道、乗っていたバスで、見知らぬ少女に声をかけられたホームズがついていってしまった! まさか、家出? 表題作の他、ホームズシリーズ三編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • ミステリーの短篇のお手本のような作品。他の作品と違うのは、ミステリーにつきものの殺人事件を扱ってはいるものの、ユーモアや爽やかな読後感を味わわせてくれることだ。

  • ホームズを連れ、石津と食事に出た晴美。焼き肉をたらふく食べた帰り道、見知らぬ少女に声をかけられたホームズは、むっくりと起きあがり彼女についていってしまった!これって、家出!?晴美と石津、片山刑事は、必死の捜査を開始する。一方、少女の家にたどり着いたホームズは、その家の猫のふりをして…。大人気シリーズ、第23弾。表題作のほか、三編を収録。

  • ホームズを連れ、石津と食事に出た晴美。
    焼き肉をたらふく食べた帰り道、見知らぬ少女に声をかけられたホームズは、むっくりと起きあがり彼女についていってしまった!
    これって、家出!?
    晴美と石津、片山刑事は、必死の捜査を開始する。
    一方、少女の家にたどり着いたホームズは、その家の猫のふりをして…。
    (アマゾンより引用)

    赤川次郎と言えば、三毛猫ホームズシリーズ。
    図書館に今あるだけの三毛猫シリーズを借りて、古いものから順番に読もうと思ったけど、この作品すでに23作目(笑)
    貸し出されてんのか…これ以上このシリーズは置いてないのか…

  • 「三毛猫ホームズの家出」3

    著者 赤川次郎
    出版 角川文庫

    p71より引用
    “通信簿。ーそれが、リカの心に重くのしかかっているのだった。


     頭のいい三毛猫が活躍する、ミステリー短篇集。
    いまいち頼りない刑事としっかり者の妹が、相棒の三毛猫ホーム
    ズと、いろんな事件を解決していきます。

     上記の引用は、収録中2話目の中での一文。
    通信簿とは、コレまた懐かしい響きです。私も一喜一憂、憂ばか
    りしていましたが、通り過ぎてしまえばなんてことはないもので
    す。通り過ぎて結果が数字で出なくなってから、どれだけサボら
    ず頑張れるか、こちらの方が難しいのではないかと思います。
     短編なので気楽に読めて、時間のない人には良いのではないで
    しょうか。

    ーーーーー

  • とにかく重いのはいらん。

    という同級生(法務関係のお仕事)の勧めで読んでみました。
    赤川次郎って名前は有名で、このシリーズの名前ぐらいも知ってたけど、
    どの本が有名なのかは知らなかったので、適当に選びました。

    いや、本当にあっさりしてる。
    殺人もあっさりしてて、ドロドロしてない。
    これならTV化しても20時代でいけるw

    でもあっさりしすぎなようなぁ・・・

    実際ドラえもんがいたら周りの住民が大騒ぎだろう!

    的な、暗黙な了解なのかもしれません。
    犯人の細かい内面描写や、トリックの推理とかはあんまりない。

  • 赤川次郎の三毛猫シリーズ第23弾。
    高校のときか、浪人のときかにはまって読んでた本を読み返してみた。
    シリーズ全部読んだわけではないから読み返したとは言わないか。
    1~2時間もあれば読み終えれて、娯楽になるからいいね。
    ミステリーの割りに、読者に犯人は誰かということを考えさせないシリーズのような気がする。
    そういうことろが個人的には好き。

  • 短編

  • 学校の図書館で当日読破。

  • おなじみの、三毛猫シリーズです。このシリーズの小説は、ストーリーの展開が速く、飽きずに読めます。

  • そのまんま。誤解でしたが。(確か)

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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