水の中のふたつの月 (角川文庫)

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  • 角川書店 (1996年9月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784041914021

みんなの感想まとめ

人間関係の複雑さと過去の影響を描いた作品は、幼馴染みの再会を通じて深層に潜む恐怖や秘密を浮き彫りにします。特に、三人の女性たちの性癖や性格の変化が抑えられた描写で表現され、彼女たちの内面に潜む闇が巧み...

感想・レビュー・書評

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  • 凝った仕掛け等は無くシンプルな内容。
    可もなく不可もなく安定を楽しんだ。

    一つの殺人とタイトルが重なるのだが、殺人をこんな美しく表現出来るものなのかと感動しました。

  • んー。
    特に惹かれる要素はなく昔のミステリーという感じ。
    3人組に共感できずに嫌悪感があったので余計楽しめなかったかな。

  • 内容(ブックデータベースより)

    「忙しい」が口癖のOL亜理子は、幼なじみの恵美から十数年ぶりに電話をもらった。梨紗も誘ってかつての仲良し三人組で会おうと言う。突然の電話に不審を抱きつつ、彼女の心は夢のようなあの夏の日に溯っていった。心の奥底へと封印した、妖しい記憶の中へと-。ありふれた生活、時おり見せる特異な性癖。ありふれた彼女たちの表情の裏に見え隠れする、共通の秘密とは?深層に横たわる恐ろしい原体験が日常に染み出す様を描いた、衝撃のサイコ・サスペンス。

    令和4年7月16日~18日

  • 小学生の時に仲良しだった少女三人組が久しぶりに東京で出会う。
    この三人には、誰にも言えない秘密の約束があった。
    少し昔っぽいホラーサスペンス。

  • 名前だけは図書館や本屋でよく見ていたけど、初めて読んだ乃南アサのミステリー。
    少女時代に秘密を共有した3人が大人になって出会い、その秘密の記憶に迫っていくという話。
    おそらくふたつの月というのは少女時代に出会った少年と恵の彼氏のことだと思いますが、なぜ月なのかはよく分からなかった。

    恵が虚言症のように色んな嘘をつくシーンは本気なのかわざとなのか分からなくて背筋が寒くなります。最後のシーンも怖かったー!

    読みやすかったので、他の作品も読んでみようと思います。

  • 不思議な題名だな、と思っていたら、最後の描写でその謎が分かりぞっとしました。

  • 図書館で、何度か乃南アサの作品は借りていましたが、読んだのはこの本が初めてだとおもいます。
    私が悪いのか、理解不能な内容でした。
    結局なんなんだろ…

  • 久しぶりの乃南アサ。
    女性特有の結束…静かな怖さがある気がする。
    主人公女性3人の小学時代と現在(大人)が交互に書かれていて、若干読みづらいところもある。クライマックスはかなり気が逸る。

  • 怖っ

  • あれ?って感じです。
    面白いとひきこまえちゃうんだけど
    読むのに時間がかかっちゃいました(^_^;)

    女って怖いね~
    それと、何がいいたかったんだろう・・・??

  • 女の友情は怖い

  • やっぱりこの作家さんの本を読むと女って怖いって思う。女の友情は時にはどんなものより強く最低。

  • 幼馴染の3人の女の子たちが再開して・・・。
    それぞれがそれぞれの環境で成長しているので、再びその関係を持とうというのは無理があり・・・。
    思い出って、同じ出来ごとの経験であっっても、異なるものなんですよね。
    交わらない方が良かったねって思いました。

  • 借りた本。
    この人の本はいつもなんか
    イマイチなんだよなあ。
    どんな終わり方するんだろうと
    期待しながら読み進んだけど、
    結末は、なんだよそれって感じ。
    結末が軽い。
    リピートするような終わり方も
    そういう小説、
    いくつも読んだなあって感じ。

  • 「水の中のふたつの月」乃南アサ
    サイコサスペンス。暗闇の淡い蛍光。

    小学校時代の幼馴染み3人が十数年ぶりに再会。
    そのうちの一人である恵美の彼氏、哲士を軸にして交錯する3人の関係が描かれます。
    現在と過去にまたがる歪みを通じて紡ぎ出される恐怖。
    過去の”彼”、乾君が結局どういう結末になったのかはおおよそ想像がつきますが、
    少女達のあどけなさ、それに相対した全編にわたる妙な静けさに読まされます。
    ぞくぞくするような雰囲気の作品です。

    3人の性癖と昔と変わってしまった性格を描写する抑えを効かせた文章がいい味だしてます。
    うーん、女って怖い。現代版魔女話って感じでしょうか。
    誰にでも軽いトラウマやPTSDの一つや二つはありますよね。
    その辺を衝かれているようで、人間の本性を垣間見たような気がしました。

  • ある事件に関わった3人の幼なじみの女の子が再会したことから始まる物語。大人になり、普通に暮らしているように見えて、実は3人とも小学生のときの事件を引きずっている。
    個人的にはエピローグが完全に蛇足。ループ感が肝とは言え、現在に過去を映しながらの展開に引き込まれただけに、残念な読後感。

  • 図書館

  • ◆あらすじ◆
    「忙しい」が口癖のOL亜理子h、幼なじみの恵美から十数年ぶりに電話をもらった。
    梨紗も誘ってかつての仲良し三人組で会おうと言う。
    突然の電話に不審を抱きつつ、彼女の心は夢のようなあの夏の日に溯っていった。
    心の奥底へ封印した、妖しい記憶の中へと───。
    ありふれた生活、時おり見せる特異な性癖。
    ありふれた彼女たちの表情の裏に見え隠れする、共通の秘密とは?
    深層に横たわる恐ろしい原体験が日常に染み出す様を描いた、衝撃のサイコ・サスペンス。

  • ううーん、途中までは良かったんですが、
    最後がちょっとなー。
    って感じです。
    一気に醒めた、という感じかな。

    ★2はちょっと低いかなー、
    とも思うのですが、
    でも『凍える牙』を★3にしてしまったので、
    それよりは低いかな、という感じです。

  • 【「忙しい」が口癖のOL亜理子は、幼なじみの恵美から十数年ぶりに電話をもらった。梨紗も誘ってかつての仲良し三人組で会おうと言う。突然の電話に不審を抱きつつ、彼女の心は夢のようなあの夏の日に溯っていった。心の奥底へと封印した、妖しい記憶の中へと―。ありふれた生活、時おり見せる特異な性癖。ありふれた彼女たちの表情の裏に見え隠れする、共通の秘密とは?深層に横たわる恐ろしい原体験が日常に染み出す様を描いた、衝撃のサイコ・サスペンス】

    面白くて一気に読んでしまいました。
    現在と過去の話が交互に展開されていくので
    その度に3人共通の秘密にだんだんと近づいていき、
    読む手を止められなかったです。
    大人になった3人の取った行動にも驚かされました。
    予想外だった。。
    そして子供って残酷だな。と思うと同時に、女の怖さも見た気がします。
    最後もぞくっとしましたね。
    また始まるのか・・という恐怖で。。
    「水の中のふたつの月」の意味を知った時も背筋に寒いものが走りました。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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