魔女地獄: 古賀新一傑作集 (角川ホラー文庫 601-5)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041947012

感想・レビュー・書評

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  • エコエコアザラクが大好きなので手に取った一冊。
    黒井ミサが出てくるのが半分、もう半分はそれ以外の短編。
    一番古い作品は今はなき週刊少年キングに1970年に掲載された「餓鬼」、新しいものは1989年の「黒バラの会へようこそ」。
    古さは感じるが、普遍のテーマがある。
    上質なホラーは記号化できるが、全て説明できる作品だと思った。

    ちなみに一番面白かったのはナマコをこの上なく好む男の話、「養殖」。

  • 「エコエコアザラク」の黒井ミサのお話と他のホラー短編。
    本編のコミックにはないお話ばかりでした。
    絵は初期のものだったので新しく描かれたものでなく、本編から抜けたお話を寄せ集めたものかも知れません。
    内容としては、いつもと同じで、邪悪な心や弱い心の人間にミサが鉄槌をくだすというもの。
    「エコエコアザラク」とはどんなお話か?古賀新一さんんはどんなマンガを描くのかを知るにはいい一冊だと思います。

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著者プロフィール

■古賀 新一(コガ シンイチ)
1936年福岡県生まれ。中学校卒業後、会社勤めの傍ら独学で漫画を習得し、21歳で上京。
貸本向け単行本などで活動を始めたのち、1964年に『週刊マーガレット』にて『白へび館』の連載を開始し、以降少女向けホラー漫画家として人気を博す。
1975年に始まった『エコエコアザラク』は、『週刊少年チャンピオン』を皮切りに『月刊少年チャンピオン』『サスぺリア』など複数の掲載誌での長期に亘る連載に加え、数度のテレビドラマ・映画などの実写化も行われた代表作となる。
2018年3月1日、病気のためこの世を去る。

「2019年 『小説 エコエコアザラク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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