アルプスの少女ハイジ (角川文庫)

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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042070023

感想・レビュー・書評

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  • アニメの印象が強いと面食らいます。
    クララすんなり立つし、ペーターはなかなか好きになれない野郎です。私だけかもしれないけど。
    ただおじいさんの優しさは顕在。

    宗教的なお話も多いです。
    ハイジにいろいろとポジティブさを学んだというか、神を信じるというのはどういうことかを少し教えてもらえた気がしました。

  • 続編(非公式)を読もうと思うので、原作おさらい。スイス行きたい。おいしいチーズ食べたい。というかこんなにうっとおしいくらい啓蒙的な内容だったっけ。

  • 大人になって読むハイジ。子どものときには分からなかったことがたくさん分かる。少しは成長したのかな。心のお洗濯にどうぞ。

  • アニメ版とはずいぶんと印象の違う原作。宗教色(キリスト教)がとても濃い。
    とにかく、神様はすばらしいのだから、信じ、感謝し、祈りを捧げ続けることこそが大切であると
    ハイジや周囲の人々が幸福になっていく過程を描くことで伝えてくる。
    それでも、信仰を押しつけてくるようなうっとうしさよりも
    一途に神――というよりひとつのものを信じる姿勢は美しいものだなと
    こちらの心が洗われるような感覚があった。
    信仰を持つことは生易しいことではないからこそ、それが洗練されるほど
    何かに縋る「弱さ」が、逆に強さとして輝くのだろう。
    気になったのはペーターの扱いの悪さ。
    ハイジが異様なまでに誰からも愛されるのに比べて、ペーターは実の祖母からも
    ハイジ以上に大切に思われることもなくて、可哀想になってしまった。

  • 子どものころ、絵本でしか読んだことがなかったハイジ。う〜〜ん、これでおわり?って思うほど淡々とした物語だったんだ。訳者によって違うのかな?

  • 子供のころに読んだことがあるのだが、こんな話だったかな?

  • CX4

著者プロフィール

1827年、スイス・チューリヒ近郊の村で医師の娘として生まれ、地元で語学と音楽を学ぶ。弁護士ベルンハルト・シュピリと結婚後、40代になってから小説の執筆を始める。病弱だった一人息子の転地療養に付き添い、マイエンフェルト近郊のラガーツ温泉に滞在した際『ハイジ』の着想を得て、52歳のとき第1部を発表。これが大ヒットとなり、翌年に第2部を発表。ともに世界的な成功を収める。生涯で約50編の作品を残し、1901年、74歳で死去。

「2021年 『アルプスの少女ハイジ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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