東京アウトサイダーズ 東京アンダーワールドII (角川文庫 ホ 3-5)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042471059

作品紹介・あらすじ

世界中のアウトローたちが一攫千金を夢見て集まる東京。日本のヤミ社会は彼らにビッグ・チャンスと失望を与え、今も暗躍を続けている――。気鋭のジャーナリストが浮き彫りにする知られざるニッポン!

感想・レビュー・書評

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  • 愛読書「東京アンダーグラウンド」のスピンオフ的な作品。これだけの不良ガイジンの資料を見つけて丁寧に書き込んでいることにちょっと感動します。この本に描かれる昭和30年代の六本木や赤坂はなにやら恐ろしいところだけれど、一度見てみたかったかも。読了した本を実家の父にあげたところ、当時の六本木の様子を語りだして吃驚しました。今度一緒に六本木を探索してみようかしら。きっとしないけど。

  • 東京アンダーワールドの続編
    戦後の赤坂、六本木界隈、様々な国のアウトサイダーが一攫千金を目指して暗躍した。
    そしてこの本自体が「事件」を起こすというおまけつき。それはこの本を読んでも載っていないですが。

  • 父親の世代に隆盛を極めた学生運動。俺には理知的な彼らが何にそんなに怒っているのか、本書を読むまで理解できなかった。アンポってなんだハンキョーって何だ、怒る理由にならないじゃないか。ソレって教科書が如何に本質に触れていないか痛感させられる土台になった。

    教科書に決して書かれない戦後史の側面がグロテスクな程むきだしなっている東京アンダーワールドからのスピンアウト作。

  • 『東京アンダーワールド』の続編。といっても時系列的に続いてるわけではなく、あくまでも「外伝」的な感じです。
    内容は前作と同様東京のヤミ社会を鮮やかに描いており非常に面白いのですが、ザペッティという「軸」を失った分時間軸や主題の流れが(前作以上に)分かりにくくなっている感は否めません。とはいえ、これも前作同様「だがそれがいい」と言えるレベルではあると思うのですけれども。

  • 東京アンダーワールドに衝撃を受けて読んでみたもののアンダーワールドほど衝撃は受けませんでした。
    2冊揃って本棚に並んでます。

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著者プロフィール

1942年、米国ニュージャージー州生まれ。大学在学中、合衆国空軍に入隊して来日。除隊後は上智大学で政治学を専攻した。出版社勤務などを経て、日米の文化をテーマとした執筆活動を開始。77年に『菊とバット』(サイマル出版会、早川書房)、90年に『和をもって日本となす』(現在、角川文庫)がベストセラーとなる。『東京アンダーワールド』『東京アウトサイダーズ』(角川文庫)や『サクラと星条旗』『イチロー革命』(早川書房)など多数の著作がある。

「2018年 『ふたつのオリンピック 東京1964/2020』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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