チャンスは2度めぐる (角川文庫)

著者 : ジェイムズ・パタースン 羽田詩津子

• 角川書店 (2005年4月23日発売)

感想・レビュー・書評

[akatenkobanさんの感想 · 2006年8月28日]

刑事、検視官、検事、事件記者の４人の女が非公式に集まって極秘情報を開示しあってマルガリータのピッチャーを回しながら意見を交換して、事件解決の手がかりを得ていく、という、えー？？そんなことってアリ？！規則違反じゃん！すぐ見つかるでショー！！っという、ノーテンキなご都合主義の設定は少々眉唾ものだけれど、そこに目をつぶることができれば、そして同じ人間かよ？っというくらい、刻一刻とコロコロコロコロ感じ方や考えが両極端に振れてしまうアメリカ人の不思議をおもしろいと思いながら読めば、なかなか楽しめるか。。。