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- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043002030
感想・レビュー・書評
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三太郎の日記( ゚д゚)!
自分らしく生きるとはどういうことなのか。沢山の沢山の迷いと戸惑いの中で、少しずつわかってくるものもある。自分の気持ちを暗闇の中に押しとどめるのではなく、文字として、言葉として、自分自身で見つめてみることも大切だ。ひとはもちろん多くのものたちと関わりながら生きているのではあるが、その実存の現実は「一人で生まれ、一人で死ぬ、その途中でどうして一人でないことがあろうか。」ここから逃れるものは誰一人としていない。三太郎は言う「自分の心を見つめるのは、地獄の釜の蓋を開けるようなものダ。」((((;゚Д゚)))))))
著者である阿部次郎さんは、冒頭の自叙でこう述べている。
「…この類の書は序文なしに出版せらるべき性質のものではない。自分は自分の過去のために、小さい墓を建ててやるような心を持ちでこの書を編集した。…。」そしてこの書を公表する理由を二つ、次のようにあげている。「第一に、この書に集められたる文章には未熟、不徹底、その他あらゆる欠点があるにもかかわらず、真理を愛する心と、真理を愛する為に矛盾、欠陥、暗黒の一面をもたじろがずに正視せんとする精神は、全編を一貫して変わらないと信ずる。これらは自分の矛盾と欠乏とに対する観照である。」「第二にこの書は単純なる矛盾と暗黒の観照ではない。同時に暗黒によって光明を求めるものの叫びである。」∑(゚Д゚)
さぁ、と、この書を手に取ったあなたは…
そう、…恐れることなくあなたも自分の心の巡礼の旅に出る時なのである。(゚O゚)\(- -;詳細をみるコメント0件をすべて表示
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