反時代的考察 上巻 (角川文庫 リバイバル・コレクション K 85)

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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043015023

感想・レビュー・書評

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  • ニーチェは知っていても、哲学書なんて今までたいして読んでこなかったので、読むのが大変だった。加えて古い活字で読みにくさが増した。
    別の訳で読み直すことが必要だ

    そんなおぼつかない読書の中で、印象に残ったのは、上巻187頁の

    世にはきはめて多くのどうでもいい真理がある。正しく判断するのに、何ら克己を要せず、まして況んや犠牲を要することなき、幾多の問題なるものが存する。

  • 若きニーチェの文明批判の書。4つの作品からなる。
    ダヴィット・シュトラウスを俗物と槍玉に挙げる「ダヴィット・シュトラウス」。反骨精神を持った未来の創造者のみが過去を語ることができ、それゆえに歴史を超越する、芸術、宗教、哲学に目を向けよとする「生に対する歴史の利幣について」。ショーペンハウアーが如何に青年たちの教育者として素晴らしいかをとく「教育者としてのショーペンハウワー」。ワーグナー万歳の「バイロイトのワーグナー」。

  • 上下巻の2冊セット。しかし下巻はISDNコードを受け付けてもらえず、登録できない。

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著者プロフィール

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(Friedrich Wilhelm Nietzsche)
1844年10月15日 - 1900年8月25日
ドイツの哲学者、古典文献学者。近代がはらむ問題を一新に受け止め、古代以来の哲学との対決に挑み、実存主義の先駆者、生の哲学の哲学者として知られる。その思想は20世紀に続く様々な思想に衝撃と影響を与えた。
代表作に『悲劇の誕生』『道徳の系譜』『ツァラトゥストラはこう言った』『善悪の彼岸』など。

ニーチェの作品

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