海の図 下 (角川文庫 は 20-14)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043520152

作品紹介・あらすじ

これからの自分の人生のために、どうしても亡き父のことを知らなくてはならない-。壮吉は、父と親しかった人たちを訪ね、次第に父の仕事の真の意味に迫っていく。そんなある日、秀世が置き手紙を残して家を出てしまう。秀世を追って東京に来た壮吉は、はじめて秀世のつらい過去を知るのだった。開発と環境破壊の現実、日本の農業や漁業の将来、そして学校教育についての問題提起-著者からの熱いメッセージが随所にちりばめられた、心揺さぶる大作。

感想・レビュー・書評

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  • 中学生時代に一度読み、この頃3カ月かけて再読。
    読み終えて胸が熱くなる本。壮吉のように、自分の意志を貫いて動ける人でありたい。
    灰谷さんの問題意識や想いが随所に散りばめられた作品だ。

  • この小説の主人公と俺とが似てるんだって。二十歳のころ仲良くしていた女の子が教えてくれて、灰谷作品を読み始めるきっかけになった、甘酸っぱい思い出のある小説。てへへ。

  •  なぜか下巻から読みましたw 下巻の方が面白かった。

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著者プロフィール

1974年に発表した『兎の眼』が大ベストセラーに。1979年、同作品で第一回路傍の石文学賞を受賞。生涯を通じて、子どもの可能性を信じた作品を生み出し続けた。代表作に『太陽の子』『天の瞳』シリーズなど。2006年没。

「2009年 『天の瞳 最終話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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