- Amazon.co.jp ・本 (87ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043532018
作品紹介・あらすじ
女優吉永小百合がライフワークとして取り組む原爆詩の朗読は、自らが企画を手がけ広島篇CD『第二楽章』として発表、大きな反響を呼びました。CDに収録された十二編に、新たに八編の詩を加えオールカラーで文庫化。『となりのトトロ』の美術監督男鹿和雄によって、美しく力強く彩られた原爆詩篇。
感想・レビュー・書評
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広島原爆投下から68年目に読んだ。吉永小百合さんのライフワークである原爆詩の朗読詩をCD化。再編集して書籍化。原爆の恐ろしさ、平和への思いが伝わってきた。核兵器がない世界が訪れますように。そして、多くの人に読んで欲しい一冊。
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大学の翻訳の授業で教授から紹介があった本。
吉永小百合さんが朗読されたりしている、原爆詩集。
ヘビーすぎて悲しすぎて言葉も出ない、打ちのめされる感じ。
男鹿さんの美しく物悲しい絵がまたとてもマッチしてます。 -
広島の原爆の悲惨さを詩という形でつづられているが、本当に関係した人間以外は、どんどん風化していって他人事になるのかもしれない。
それはきっと震災も同じように消えていくことになる。 -
ここに出ている数々の詩を読むだけで胸が痛くなる。
日本だけが体験した核兵器の恐ろしさを世界に伝える義務はあり、これはもっともっと世界の人が読むべきだ。
本当に平和な時代にうまれたことに感謝する。 -
すごく考えさせられます。
涙無しには見られません。
戦後60年を越え、命の尊さについて改めて思うところがありました。いかに自分達が幸せか、そしてこれからどのような世界を築いていくのか、今一度考えてみたいです。