海辺でロング・ディスタンス (角川文庫 か 36-7)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 106
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043648078

作品紹介・あらすじ

無口だけどとびきりカッコいい上の兄・裕、おしゃべりでちょっと変人の下の兄・零。そして、彼らが踏み固めた道をずっと通って来た三兄弟の末っ子、沢井健、15歳。だけどこの春、高校生になったのをきっかけに、彼の新たな日常が回りだす…。年上のガールフレンドのこと、バイト先で知り合った老女のこと、そして、走ること-何かを選び、何かを捨てながらゆっくりと大人になってゆく少年を描いた、弾けるような青春小説。

感想・レビュー・書評

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  • 3人兄弟の物語。生き方の違い。

  • 『翼はいつまでも』とか好きだったんだよね~
    と思ってたら、間違ってた。。。
    あれは、川上健一さんだった。。。

    そんな風に間違って手にした文庫本。
    うーん、いまいち。

    海辺の町に住む3兄弟の末っ子が主人公。
    サーファーの兄たちと違い、陸上部で長距離をすることに決めた
    主人公の、長距離とセックスとバイトの話。

    ほんとにこんなに簡単にエッチするのかよ。
    酒飲んだり無免許で運転したり。

    なーんか全然共感できなかったし、
    一体何が物語の主題なのかも分からなかった。

  • 誤ってファイナルラップから読んでしまったのですがとてもよかったです。
    思春期まっしぐらな私にとって刺激的な作品でした!

  • どうも「800」のイメージがあって手を出してしまうのです。
    でもやっぱり駄目ですね。

    主人公に同感できません。
    勉強が嫌いでなくて、走ることが好きな高校生。それは良いです。でも、無免許運転、飲酒に何の罪悪感も無く、誘われれば高揚感も無くSEXする。そして、将来の無目的。
    悪ぶるでもなく、みずみずしさも無く。何が描きたいのか理解できない作品でした。

  • 20100313

  • 2009年

    想像してたのと全然違うけど、不思議な雰囲気の話でした。

  • 単行本持ってたっけ…?と思いながら買ったらやっぱり持ってた\(^0^)/というわけで単行本と文庫本の2冊所持です。志村さんの絵が好きだからいいかと思うようにしました。川島さんと志村さんのタッグは本当に嬉しいです。。

  • 川島さんはやっぱ思春期の青春もの書くのが一番うまい!

  • 海辺のせいしゅん!
    走りたい!

    一番うえのお兄ちゃんが裕。いいな

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著者プロフィール

川島誠 東京都出身。京都大学文学部アメリカ文学科卒。「電話がなっている」でデビュー。子どもから大人への端境期にある少年少女の生と性を見つめ、鋭く描く才能をもつ。初めて思春期の少年の青春を書いた「800」は各誌で絶賛され、映画化された。著書に「ロッカーズ」「

「2005年 『夏のこどもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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