- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043653089
作品紹介・あらすじ
ある夜どしゃぶりの国道を運転していると、赤いコートの女性がうつむいて自転車をこいでいる。街灯の下で追い越すと、その先にはまた赤いレインコートが。なぜか三度も街灯の下で赤いレインコートを追い越した。不思議に思い振り返り、レインコートの中を覗き込むと、その中には-。人に語られ、人に伝わり命が宿るという怪談を、集め伝える新耳袋。そこに集まった『「新耳袋」にまつわる話』を収録。
感想・レビュー・書評
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家のテーブルの上に置いておいて隙間時間にパラパラ読みしてたんだが、別に読まなくて良い本だと思った。
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かずのりさん きたーーーー!
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ここまで淡々と楽しく読み進めてきたのに、ここまできていきなり怖くなってきたのはなぜ!?
どの話が怖いっつーんじゃなくて、怖さの蓄積でスイッチ入った?
「内」という分類が大量だったのが効いたかな……
いやそれとも、怪談の蒐集はやはり怪を呼び寄せるのか……
あと2冊(・Д・;))))ガクブル
でも読むw -
読みやすいけど印象に残る話はなかった気がする。
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「新耳袋第八夜」3
著者 木原浩勝、中山市朗
出版 角川文庫
p268より引用
“「ついつい」とか「どうも億劫で……」といったケースは、
我々自身にとってもちっとも珍しくない。だがそれが昂じると、
いつしか正常の領域を踏み越えてしまう。”
怪異蒐集家である二人による、
現代に起こった不思議で奇妙な話を集めた怪談集。
本シリーズにまつわる話からとある事件に関する一連の話まで、
読みながら何度も後ろを振り返りそうな話が、
99話収録されています。
上記の引用は、
解説の中の一文。
自宅に37年間閉じこもっていた男性の話。
面倒くさいという考えも、
積もり積もるととんでもないことになってしまうようです。
毎日すこしずつでいいので、
面倒くさい事を片付けていきたいものです。
今作では途中から話しの題に話数が書かれていません、
色々と著者が楽しませようと工夫されているのが分かって、
大変嬉しく思います。
あまり楽しんで読むのも気が引けますが。
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稲川某のオチ付き創作実話風怪談と違いリアルな怪談!
読み応え充分過ぎてド~ンと精神的に堪えるが、10巻全て読みたくなる!中毒だな、こりゃ。
本家『耳袋』は難し過ぎて読めないけど、これは秀作だと思う。 -
割と印象に残る話が多い
また、心なしか季節に関する怪談が多い気がしました -
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