論語 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043675012

作品紹介・あらすじ

『論語』は、日本人にもっとも愛されてきた中国の古典。2500年前に生きた孔子が残した言葉には、どんな時代にも共通する「人としての生きかた」の基本的な理念が凝縮されている。短くテンポのよい言葉のリズムと、音の響きを楽しみながら味わう、中国古典入門の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 「君子」を「教養人」はまだわかるとしても、「小人」をわざわざ「知識人」と現代語訳するのはいかがなものかと思います。古典は自分達の都合の良いように、好きなように解釈して読めば良いということでしょうか。教養コンプレックスと知識人へのルサンチマンがあるのだろうなという推察ができます。この解釈を個人でなさることは構わないのですが、それを「道徳教育」として他者に押し付けるのは遠慮していただきたいなと思いました。 
     近年「道徳教育」の学校への導入を推進している面々がどのような方々なのかを伺い知れたという意味では資料的価値はありましたが、ビギナーズクラシックとしてはどうなのか。「十八史略」を読んだ時にも感じましたが、このシリーズ、クオリティコントロールはどうなっているのでしょうか。

  • ビギナーズの表題に引かれて読んでみました。孔子の生い立ちから説明があり、何とか最後までたどり着けました。中学生向けとのことですが、古典に縁のなかった私には、丁度良いレベルでした。

  • 大人になって改めて論語に触れたいと思った。
    最初は全集みたいなのを手に取ってみたが、勉強不足すぎてチンプンカンプン。
    挫折したところに、この一冊と出会うことができた。
    原文、読み下し文、現代訳と、とても分かりやすくまとまっていて、読みやすかった。
    そして改めて論語というものの凄さと素晴らしさに気付かされた。
    紀元前も2020年も良くも悪くも人間は変わらないんだなと驚いた。

  • 尊敬してやまない孔子の書いた論語。
    当たり前を当たり前にこなしていくことが1番難しい。
    謙虚に実直に。

  • 他の本とは違う、ほんわか、というかジンワリした読了感が気持ち良かったです。
    文庫本で手が小さな私でも、電車の中の立ち姿勢でも読めたので、隙間時間でも読みやすいと思います。

  • 約束を守ることに尽きる。優しくなりたい。

  • 手元に置いておきたい一冊。

  • 論語は、色んな理不尽に立ち向かうための思想であり、心の支えである。不遇に苦しむ時に読めば、必ず代弁してくれている言葉が見つかる。孟子や菜根譚などなどと共に、一生に何度も何度も読むに違いない。

  • 恥ずかしながら、ほとんど論語も孔子も知らなかったので、初めてちゃんと儒教を理解できてよかった。紀元前六世紀の話がここまで伝わってきていること、抜粋されているとはいえ、今の時代に通じる、役立つような考え方や警句にあふれていることに驚かされる。

    儒教って、親孝行っていうか目上を大事にしなさい、という説教くさいイメージがあったんだけど、そこにちゃんと、今まで繋がってきたものを大事にする、という背景があって、その連続性を重んじる、という姿勢は受け入れられるなと思った。

    教養人となるのは並大抵のことではないけど、勉強や仕事と違って、道徳にはこれでよしというのがなく、年を取るほどに極めていきたくなる領域の話だと思った。いつ手にとってもいいけれど、早く読んでおくに越したことはない本だとは思う。(学生さんは勉強じみている部分が、つまらないと感じるかも)前半で孔子の人生や漢文をきちんと説明してくれているので、論語が入ってきやすい。詩とか歴史の勉強もしたいと思えた。

    戦乱の世にうまれたこともあって、孔子は出世欲も強い人だなと感じた。一部、人材の見方や争いについての含蓄に、自分の考えと会わないところはあった、時代なのだろうなと思う。教育について、学びについて、は目指すところが参考になった。個人的に難しいと感じたのは、学ぶほどに謙虚になるということ。知らないことを知るからであろうが、謙虚にするという姿勢をつい忘れてしまう。ものすごく難しい。

    あとは孔子は伝えたいことをいろんな例や言葉や行動で示すが、実際に自分が教える立場になったときに、ここまで辛抱強くできないような気がする。それこそ、鍛えていく部分だとは思う。四十までに惑わないようになりたい。

    自分の心に染み入るような部分は、漢文でそのままでもすっと入ってきて、その体験が面白かった。竹とかに書いていたのかなあ。短い漢字の表現にすぱっとした気持ちよさを感じた。たまに読み返して、自分のその時に至らないところや悩んでいるところを知る、手がかりにしたいと思った。

    中学生から読める、という謳い文句のそのままに、本当に読みやすくて挫折せず読めたのがとてもよかった。

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著者プロフィール

昭和11年生。京都大学文学部卒業。中国哲学専攻。文学博士。高野山大学助教授、名古屋大学助教授、大阪大学教授、同志社大学フェロー、立命館大学教授を歴任。現在、大阪大学名誉教授。『中国論理学史研究』『日本思想史研究』『孝研究』『中国学の散歩道』(研文出版)、『儒教とは何か』『「論語」再説』『「史記」再説』『大人のための儒教塾』(中央公論新社)、『沈黙の宗教―儒教』『中国人の論理学』(筑摩書房)、『論語 増補版』『孝経 全訳注』『論語のこころ』『漢文法基礎』(講談社)、『論語』『孔子』『中国古典の言葉』(KADOKAWA)、『マスコミ偽善者列伝』〔正・続〕(飛鳥新社)、『令和の「論語と算盤」』(産経新聞出版)など著書多数。

「2021年 『論語入門 心の安らぎに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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