論語 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 836
感想 : 53
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043675012

作品紹介・あらすじ

『論語』は、日本人にもっとも愛されてきた中国の古典。2500年前に生きた孔子が残した言葉には、どんな時代にも共通する「人としての生きかた」の基本的な理念が凝縮されている。短くテンポのよい言葉のリズムと、音の響きを楽しみながら味わう、中国古典入門の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 「君子」を「教養人」はまだわかるとしても、「小人」をわざわざ「知識人」と現代語訳するのはいかがなものかと思います。古典は自分達の都合の良いように、好きなように解釈して読めば良いということでしょうか。教養コンプレックスと知識人へのルサンチマンがあるのだろうなという推察ができます。この解釈を個人でなさることは構わないのですが、それを「道徳教育」として他者に押し付けるのは遠慮していただきたいなと思いました。 
     近年「道徳教育」の学校への導入を推進している面々がどのような方々なのかを伺い知れたという意味では資料的価値はありましたが、ビギナーズクラシックとしてはどうなのか。「十八史略」を読んだ時にも感じましたが、このシリーズ、クオリティコントロールはどうなっているのでしょうか。

  •  論語に関する本は本書が初めてだったが、わかりやすい内容、解説で読みやすい。
     論語に興味を持つきっかけとしておすすめできる。

  • 論語、孔子についてほとんど知らなかったので読んだ。
    孔子は道徳を高めることで世の中を治めようとした、ということがどういうことなのかが少しわかった気がする。
    論語を知ったというよりは孔子の考え方や人となりを知ったという感じ。
    読み通すのは苦しかったけれど、あとがきまでたどりつけて達成感。

  • 意訳ぎみ。

  • 無知の知。
    知らないことを知らないとわかることを知る。
    この世界は知らないことだらけだと改めて気付く。むしろ、知らないと認識することさえできない知らないことが無限にあるんだろうな。そう考えると自分の持っている知識がいかにちっぽけか思い知らされる。でも、だからこそ知りたい、学びたいという好奇心が駆り立てられるんだろうな。
    まずは今持っている興味、関心、好奇心を大切に。

    いくら知識だけを得ても、それを自分の頭で言葉で、咀嚼して、考えることができなければ意味がないということ。ただ知っているだけではだめで、じゃあどうするのか、どうすればいいのか、考えなければ。

    大切な人たちに対して、正直であるか。言葉と行動が一致しているだろうか。

    心の豊かさとは、幸せとは、人生のあり方とは
    改めて気付かされることや、普段の生活では薄れがちな大切なことがたくさんあった。

  • 初心者の私にとってちょうどいいレベル感の入門書。
    孔子の教えだけでなく、彼の人生や歴史的背景にも触れられていて理解しやすかった。

    ただ、教えについての解説があまりない部分もあり、それがどういう趣旨なのか分かりづらいものもあった(学術的に断定できていないから解説できないものなのかもしれないけど)。

    いずれにしても、初めて論語に触れるにはちょうどよかった。

  • 初学者の入りとしては可。

  • ビギナーズの表題に引かれて読んでみました。孔子の生い立ちから説明があり、何とか最後までたどり着けました。中学生向けとのことですが、古典に縁のなかった私には、丁度良いレベルでした。

  • 大人になって改めて論語に触れたいと思った。
    最初は全集みたいなのを手に取ってみたが、勉強不足すぎてチンプンカンプン。
    挫折したところに、この一冊と出会うことができた。
    原文、読み下し文、現代訳と、とても分かりやすくまとまっていて、読みやすかった。
    そして改めて論語というものの凄さと素晴らしさに気付かされた。
    紀元前も2020年も良くも悪くも人間は変わらないんだなと驚いた。

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著者プロフィール

1936年生まれ。京都大学文学部卒業。中国哲学専攻。文学博士。高野山大学助教授、名古屋大学助教授、大阪大学教授、同志社大学フェロー、立命館大学教授を歴任。現在、大阪大学名誉教授。主な著書に『論語 増補版』『孝経 全訳註』(講談社)、『儒教とは何か』(中央公論新社)、『沈黙の宗教-儒教』(筑摩書房)など多数。わが国における儒教研究者の第一人者である。

「2022年 『論語と冠婚葬祭 儒教と日本人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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