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- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043828104
作品紹介・あらすじ
高句麗侵略に失敗した隋では、煬帝の圧政に対し内乱が拡大する。日中の対等な国交実現をめざす高向玄理と南淵請安も、理想に燃えて革命運動に身を投じた。大和朝廷では、高句麗・百済との同盟を推進する聖徳太子と、新羅と組んで権力保持を目論む大臣・蘇我馬子の対立が表面化しようとしていた。帰国した小野妹子は、増長する馬子を牽制すべく太子を支えるが、斑鳩の宮に暗雲が垂れ込める。一級の歴史エンターテインメント。
感想・レビュー・書評
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蘇我アアアアアア!!!となることうけあい。教科書でみた平面的な古代史が、血の通った物語として躍動する楽しさ。
でもこの時代の記録はほとんど蘇我氏没落後に編纂されたものだという事も心に留めておきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大和朝廷の頃、理想の国づくりを目指す聖徳太子のもと、忠臣小野妹子vs巨悪の蘇我馬子を軸に展開する歴史エンターテイメントです。大和に留まらず、隋・唐など大陸や朝鮮半島へと物語は広がり、東アジアという視点があります。結構激動期で、もっと面白い作品が産まれて欲しいですね。これからも多くの作家さんの挑戦に期待しています。
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