- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043854028
感想・レビュー・書評
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高校生の時に表示に惹かれて読んでみた。
表示負けしない作品でした。
ちょっとセンチメンタルな気分の時におすすめです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021.07.05
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不治の病の美丘と、少し優柔不断だが芯のとおった太一が描く濃密な恋愛。将来の大きな不安の中、今という時間を全力で生き、立ち向かっていく姿に心を打たれて号泣(´;ω;`)
美丘と太一という魅力的な二人の行動によって、命や健康や若さや時間など色々な大切さをあらためて感じた。 -
耽美的な文章は嫌いじゃない。
結構美しく読んだ。
が、結局私は性に対しての信頼感があまりに足りないために、この人の物語を楽しめる素養がないんだと今回気付いた。
この人の話は性をキラキラと認識してないと正しく味わえないんだな。
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いつもの5分の1くらいのペースでしか進まなかった。10代の頃にこういうお話を読むと感情移入し過ぎて堕ちてしまう事があった。流石にこの歳ではそのような事はないが、人が亡くなる話は苦手なのかもしれない。
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岸見一郎の『人生は苦である、でも死んではいけない』で紹介されていた文章が素敵だったので、手に取りました。
心に響くセンテンスやフレーズがいっぱい‼︎
病と死を扱っているのに、熱い涙と共に、心のピュアな部分が加速的に広がり、読後、幸せなエネルギーが満ちてくるなんて・・・嬉しい誤算でした。 -
病気で人が死ぬというストーリーはドラマや映画にありがちで、今までそういったもので泣いたことはなかった。去年母が病気になり自分にとって病気が身近に感じられるようになったせいか、ラストは涙なしでは読み進められなかった。
1人の少女が真正面から死に立ち向かう姿が描かれており、闘志のようなメラメラした感情に心を打たれた。自分や愛する人が同じ病気になった時、どんな風に余生を過ごすのか想像しただけて泣けてしまった。そして太一のように美丘との約束を守れるだろうか。
今まで当たり前だと思っていたことにもっと感謝して、声に出して人に伝えていきたい。
1日であっという間に読んでしまったが、辛いことがあった時に読み返したい。 -
生きれるって奇跡的で凄いことなんやなって
"人生は火のついた導火線"