長い夜 赤川次郎ベストセレクション(13) (角川文庫 あ 6-513 赤川次郎ベストセレクション 13)

著者 : 赤川次郎

• 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年2月25日発売)

作品紹介・あらすじ

事業に失敗、一家心中を決意した白浜省一に、ある男から「死んだ娘と孫の家に住み死の真相を探ってくれれば、借金を肩代わりする」という依頼が。喜んで引き受けた省一。恐ろしい事件の幕開けとも知らず――。

感想・レビュー・書評

[yachama80さんの感想 · 2011年10月9日]

すごく不思議な世界でした
一家心中を決める覚悟があったからこそ
乗り越えることができる試練だったと思います
その気になればなんでもできるものだと
思いました

[沙都さんの感想 · 2010年12月24日]

赤川さんの作品に共通する読みやすさが災いしたのか、不気味さが怖さに変わる前にクライマックスを迎えてしまった。
ちゃんと話に入り込めてないと、クライマックスもただ「ふーん」となるだけに終わってしまう気がします。

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」