図書館危機 図書館戦争シリーズ (3) (角川文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2011年5月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043898077
感想・レビュー・書評
-
ここからどんどん未来企画との戦いが激しくなるであろう。いつの時代も枠組みの中で信念や思想の違いで争いが起こるのだなと思った。何のために戦うのか?武力は良いことなのか?考えさせられました。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第三作。
読み聞かせの実践が面白い。 -
漫画版既読。
-
前巻の最後に「王子様」の正体を知ってしまった郁が、堂上への思いを素直に認めることとなる巻。その間にも図書館内では聴力に障害を持つ毬江が巻き込まれた痴漢騒動「王子様、卒業」、特に手塚の成長と彼と柴崎の関係に焦点を当てつつ、手塚、郁、柴崎の試験の様子を描いた「昇任試験、来たる」、人気俳優香坂のインタビュー内の言葉の置き換えから生じた事件の様子を描いた「ねじれたコトバ」、地方の美術展で最優秀作品とばった”自由”をテーマにした絵画をめぐる攻防、そして稲嶺の退任「里帰り、勃発」「図書館は誰がために」といったストーリーが盛り込まれている。
少し自分自身が失速気味だったので星は三つ。
しかし、ふたりの恋の行方は依然とても気になる。 -
分かってるのになんか読み進めてしまう(^^;;完全に郁ワールドにはまっている
-
図書館戦争シリーズ第3段。
恋する乙女心と女子のいじめに対する強い心。色々な女心を見せてくれる郁だが、僕は第1作目の爆弾娘的な郁が好き。
また、床屋が問題ある言葉なんて、誰が知っていました? -
堂上・小牧センパイに続き、手塚まで手塚きゅんに……
テレビアニメでバッサリ切られた毬江ちゃん、尺の都合かとおもいきや自主規制であったのかとびっくり。
これ、聴覚障害もってる方にとってはムカッとする事実じゃないのかなぁ。 -
3巻にもなると、さすがにこの文体にも慣れてきた。
興味深いのは、巻末の故児玉清さんとの対談。
児玉さんは、本当に本がお好きだったのだなあ。
漢字が多いことの指摘に脱帽。
そのへんを、作者が意図的にやってたことがわかってよかった。
そうじゃなかったら、それ以外の部分がつらい。 -
今更だけれど『検閲vs表現の自由』というテーマの作品で言葉を誤用されると萎える