日本妖怪散歩 (角川文庫 む 12-1)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043910014

作品紹介・あらすじ

河童がすむ淵。千利休の孫に化けた稲荷。森の沼に浮かぶ島。猫を祀ったお宮…。普通の旅行の途中でちょっと寄り道するだけでも、十分に楽しめるのが妖怪散歩だ。本書は全国を6ブロックに分け、各地のスポットを紹介している。伝説地を探訪するのに便利なオススメコースも用意。著者自らが妖怪伝説地をフィールドワークし、収集した情報の中から厳選した、妖怪をテーマにした新感覚の旅行ガイドブック。

感想・レビュー・書評

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  • これを片手に実際に妖怪スポット巡りにいきました。
    なんてことない道の一角、通りすぎてしまいそうな参道の傍ら、特別な説明もかかれていない観光地のなか…。
    そんなところにひっそりある祠や石碑や灯篭や、道や土地そのものが妖怪スポットとして息づいている。
    ちょっとした感動体験です。

  • 北海道・東北地方
    関東地方
    中部地方
    近畿地方
    中国・四国地方
    九州・沖縄地方

  • 河童がすむ淵。千利休の孫に化けた稲荷。森の沼に浮かぶ島。猫を祀ったお宮…。普通の旅行の途中でちょっと寄り道するだけでも、十分に楽しめるのが妖怪散歩だ。本書は全国を6ブロックに分け、各地のスポットを紹介している。伝説地を探訪するのに便利なオススメコースも用意。著者自らが妖怪伝説地をフィールドワークし、収集した情報の中から厳選した、妖怪をテーマにした新感覚の旅行ガイドブック。(表紙裏)

    遠出の際に必ず読み返す一冊。
    文庫のため写真や周辺の情報に乏しいのは残念だけど、肝心の内容は濃淡様々に充実しているので、この手のテーマが好きな方は、ぜひ。

  • ただ妖怪に関連する場所を紹介するだけじゃなくて、実際に見て回るためのガイドになっているという、割と実用的な本ですね。(^^
    もちろん、地元の妖怪を確認するだけでも楽しめると思います。
    写真が多く掲載されているのもいいですね。
    できれば、地図も掲載してあれば良かったのですが。

  • 現代の「遠野物語」、しかも全国版。
    石碑や遺物が残っているところには、実際に行けるところが嬉しい。
    伝承や妖怪についての民俗系の本だと思ったのですが、
    ジャンル的には旅行ガイドらしい。

  • 2冊有

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著者プロフィール

1968年、東京都生まれ。妖怪探訪家、フリーライター。幼い頃から妖怪に興味を持ち、妖怪伝承地を取材。水木しげるとの共著『日本妖怪大辞典』、京極夏彦・多田克己との共著『妖怪馬鹿』『妖怪旅日記』をはじめ、『妖怪事典』『日本妖怪散歩』『手わざの記憶』『怪しくゆかいな妖怪穴』『妖怪ひみつ大百科』『がっかり妖怪大図鑑』など著書多数。

「2022年 『ひどい民話を語る会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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