国境の南 妻は、くノ一 9 (角川文庫 か 53-9)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043931095
作品紹介・あらすじ
度重なる刺客との戦いに、織江は疲れを感じていた。彦馬を好きでなくなれば、一人で逃げ切れるかもしれない。切ない想いに動かされ、織江は自らに心術をかける。「あれは一時の気の迷い。恋なんてすべていつわりなんだ。幻なのさ…」。そんなある日、織江は妻恋坂下で呼び止められる。相手はなんと、幼馴染みのくノ一、お蝶。彼女は果たして刺客なのか?一方彦馬は、静山の指示でついに江戸を離れることに-。激動の第9弾。
感想・レビュー・書評
-
シリーズ9作目
彦馬の義理の息子が死病に取り憑かれたと思ったら--
静山から妻や義理の息子の全て聞かされた彦馬。
もう終わりが近いのか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
完結が楽しみ。
-
いよいよ最終章?物語が動いて行きます。今回の助っ人は、待ってました!お蝶!「仕方ないでしょうよ。人にはなりゆきぅてものがあるんだから」カッコいい!痺れた!
-
20171127読破
-
謎解きだけでなく、物語の本筋が大きく動き出す第9巻。
彦馬のために、自らこの恋を捨てようとする織江だが…。 -
江戸では結ばれなかった二人ですが、いよいよ大詰め、二人が結ばれる地はどこにあるのでしょうか?
-
国境の南 妻はくノ一9
動き出しました!いろんなことが!
主人公が江戸を離れ国を開くために長崎へ行くことに。
長年勤めた寺子屋の子供達への最後の言葉が分かりやすくて心に沁みました。
「元気だそう」
嫌なことがあっても元気出して前に進もう!
何年も辛くてもいつか元気出して頑張ろう!
元気を出せばなんとかなる!そんな気持ちが込められてます!次は最終巻!たのしみ!! -
いよいよクライマックスに向って動き出した。
彦馬と織江の行く末を中心に、静山、雁二郎、更には敵方の動きも含めてどうなってゆくのだろうか。
今までの軽快な流れから、ゆるやかに少し重い流れに変わってきている。
何れにしてもクライマックスがどうなるのか楽しみだ。 -
やっぱりお蝶とは良い友達だよね。