帝国の娘 上 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.87
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本棚登録 : 553
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043944859

感想・レビュー・書評

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  • なんとなく手にとってなんとなく読み出した。最初の主人公の物言いで買ったことを後悔したが、ちゃんと最後まで読み通せた。
    ただ設定は残念ながらラノベの域を出ないのかな。

    そもそも、王子候補がそんなにおいそれと外にでてはいけない。てか出れない。

    少女が身代わりになる、っていう非現実的な設定だからこそ、設定の面でもっとリアリティを追求してほしかった。
    続編はよまないかなぁ。残念ながらシリーズ名に失笑した。

  • 2012年7月18日〜2012年7月18日

  • 主人公の14歳の少女カリエは、ルトヴィア帝国の皇子に瓜二つであるという理由で、身代わりにさせられるため故郷の村から連れ去られた。死の淵に近い皇子の皇位継承権争いのために田舎娘が一人の皇子に仕立て上げられ、帝国内の権力闘争に巻き込まれながらカリエはその経験を通して成長していく。
    胸躍る展開ではなかったが、登場人物一人ひとりの描かれ方が丁寧でそれぞれの心情がよくわかる話だった。クライマックスは下巻に続くのだろうが、続きもなかなか気になったので面白い。

  • 面白いー!コバルト文庫のシリーズ探そうかな~!
    とっとと下巻読もう!

  • 10年くらい前のコバルト文庫からリニューアルして。自分の超好みの話wなぜ当時で会えなかったのか後悔…続きを手に入れるのは困難だろうなー主人公もだけど、取り巻く男性陣たちのキャラが揃いすぎてるwまぁ、ハーレム状態の話だからな。

  • So after reading the last book in the 彩雲国物語 series, I was devastated that there weren't any long fantasy series out there for me to get into.

    To make a long story short, I'M SO GLAD THAT I FOUND THIS SERIES! It's still the first book and already I'm hooked!

    I don't even remember where I found out about these books or the author. All I know, is that I was looking through my amazon.com wishlist to see which books I should read next and this came up. I'm so happy I decided to get it!

  • 感想は下巻にて。

  • 辺鄙な山村で暮らしていた少女・カリエは、突然拐われ王座を目指す皇子の身代わりにされることになり…。
    少女を主人公とした歴史大河小説。

    コバルト文庫で刊行されていた「流血女神伝」シリーズの復刊。
    少女小説レーベルで出すには惜しいほど読みごたえがあったシリーズだけに、一般レーベルでの刊行が嬉しい。
    上巻は特に書き直しなどはなし。
    下巻には手が入っているようなので楽しみ。

    何度目かの読み返し(2022.1.30)

  • ルトヴィア帝国の辺境の山村で育った猟師の娘カリエの数奇な運命...これアニメ化したら面白いかも、と思った。 

    打ちのめされて泣いても敢然と立ち上がる強かなカリエちゃん、かなり好み♪ 
    上巻のイチオシはサルベーンと出会った直後のカリエとエドの夫婦(?)漫才www 

    さて、下巻はようやくカデーレ宮篇だね。 
    楽しみ楽しみ♪

  • 初須賀さん本!周りの評判が良く、楽しみにしていましたが、凄く読みやすかった~。主人公カリエが頭が良くて、さっぱり気性だからか、読んでいてストレスもない。強い子でこれからどうなるのだろう感を煽る煽る。コバルト刊のイラストも捨てがたいですが、角川版で集めそうです。女性同士の友情(まだそこまではいきませんが)の描き方に昔の古き良きコバルトっぽさ(新井素子さんや氷室さんが描きそうな)を懐かしんだり。ただ、どうもこの表紙(誰かも言っていたがハーレクインっぽい)とフォントがどうも個人的にちょっと苦手~。

  • 読み出したら止まらなくなると言う評判を聞いて、手に取ってみたら本当に止まらなかったと言う満足本。

    絶対に自分ならくじけてしまいそうな状況の中でも、懸命に立ち向かう主人公カリエの強さに、素直にこっちも頑張れと応援したくなる。

    今後の展開がどうなるかがすごく気になる。

  • 上下巻ともに一気読みしてしまった! 分けて感想を書くという器用な真似ができそうもないので、感想は下巻の頁にて!

  • 角川か!!!コバルトで持ってるのに、これでまたそろえるのは…うーん/ほんとうに面白いので、コバルトだけにとどめるのはもったいない(表紙がイラストだと買わない人もいるだろうし)けど、でもやっぱりコバルトだけでいてほしい気もする

  • コバルト文庫刊のころから知ってて、今の今まで読む機会を逃してました。立ち読みで何度か読みましたが、ワクワクが止まりませんでした。過酷な運命の奔流に飲まれながらも立ち向かう主人公の真っすぐさ、強さ、ひたむきな心に感動します。

  • 懐かしく思いつつ、何度読んでも展開にドキドキするな、と。

  • コバルトで出てるものは読破してないからなぁ。改めて読みたいかも。
    でもあのコバルトのイラストも捨てがたいからなぁ…

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著者プロフィール

『惑星童話』にて94年コバルト読者大賞を受賞しデビュー。『流血女神伝』など数々のヒットシリーズを持ち、魅力的な人物造詣とリアルで血の通った歴史観で、近年一般小説ジャンルでも熱い支持を集めている。2016年『革命前夜』で大藪春彦賞、17年『また、桜の国で』で直木賞候補。その他の著書に『芙蓉千里』『神の棘』『夏空白花』など。

「2022年 『荒城に白百合ありて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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