決定版 江戸散歩

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044001827

作品紹介・あらすじ

国会議事堂は、もと誰の家? --井伊直弼の上屋敷の一部だった。本書は、東京に残る江戸の面影を、切絵図と切絵図に重ねた現代地図、アクセス情報、豊富な写真とともに詳しく紹介。
江戸城本丸(皇居東御苑)、鬼平が設立した人足寄場(石川島公園・高級マンション)、徳川将軍家の庭(浜離宮恩賜庭園)、南町奉行所(有楽町駅前広場)、江戸の観光地(愛宕神社)、江戸幕府の最高学府・昌平坂学問所(湯島聖堂)、江戸のアウトレット(日本橋富沢町)など、著者自身が実際に歩き、江戸の息吹が感じられるおすすめの個所を厳選。
ベストセラー『東京今昔江戸散歩』(中経の文庫)に、新たに小石川谷中本郷絵図、麹町永田町外桜田絵図の2つの切絵図と、根津神社などの4項目を加え、単行本サイズに大きく見やすくなった待望の増補版! オールカラー!

感想・レビュー・書評

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  • <目次>
    第1章  千代田区・中央区
    第2章  港区
    第3章  文京区
    第4章  台東区・墨田区・江東区
    第5章  新宿区・渋谷区・目黒区・中野区

    <内容>
    元本は『東京今昔江戸散歩』(2011年中経の文庫)。これにいくつかの切絵図と項目を追加して、大幅修正、加筆したもの。ハードカバーですから見やすい。もともと山元先生の本は読みやすいので、いいです。中には柳沢吉保を擁護する文とか細かいエピソードとか載っていて面白いです。

  • 当時の地図と現在の地図を見比べながら、歴史をたどることができます。
    当時の面影を感じながら江戸を散歩してみては、いかがでしょう?

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • まとめ買いした江戸時代古地図系書籍の中でも、もっとも使いやすいと思われる書。
    ただ古地図と現代地図が掲載されているだけでなく、各エリアごとに解説の文章だけではなく写真も掲載されており、実際に訪問する際も役立つでしょう。

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著者プロフィール

1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授などを勤めた。1992年『江戸お留守居役の日記』で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。著書は『寛永時代』(吉川弘文館)、『日本史の一級史料』(光文社新書)、『歴史をつかむ技法』(新潮新書)、『流れをつかむ日本の歴史』『武士の人事』(角川新書)など多数。NHK Eテレ「知恵泉」を始め、テレビやラジオにも数多く出演した。2020年逝去。

「2022年 『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 全16巻+別巻4冊定番セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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