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- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044002480
作品紹介・あらすじ
太閤秀吉の死去から、関ヶ原合戦にいたるまで、豊臣政権のなかでは何が起きていたのか? 凡庸な人物で、単なる被害者と評価されてきた毛利輝元をはじめ、上杉景勝・宇喜多秀家・島津義弘ら西軍に焦点を当てる。加藤清正・福島正則らの武功派と、石田三成ら吏僚派の対立という二項対立的観念から脱出。軍記などの二次的史料を排し、一次史料のみによる実証的な分析により、関ヶ原前夜の「権力闘争」の実像を明らかにする。
感想・レビュー・書評
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本屋で見かけて衝動買い。珍説・俗説の多い関ヶ原の合戦について、”負けた側”を論じているとても真面目な論文。同時代資料に拘る姿勢も共感できた。古文書の引用は当然ながら多いが、引用した直後に概要とポイントをしっかり書いてくれているので、読みやすい。発見が多く楽しく読めたが、特に前半の毛利家のくだりは勉強になった。
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内容がアカデミックなので、読みづらかったです。
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