イスラーム世界史 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044002640

作品紹介・あらすじ

イスラーム世界から過去、現在、未来を見つめると、西洋中心の視点とはまるで異なる歴史が浮かび上がる。肥沃な三日月地帯に産声をあげる前史から、宗教としての成立、民衆への浸透、多様化と拡大、近代化、そして民族と国家の20世紀へ――。シーア派とスンナ派の起源とは? パレスチナ問題はなぜ生じた? 宗教と政治の関係は? 「歴史は誰かがつくるもの」とするイスラーム史の第一人者が日本人に語りかける100の世界史物語。

*『ビジュアル版 イスラーム歴史物語』改題。

 【目次】

 はじめに

1 イスラーム以前の西アジアと環地中海

2 イスラームの誕生

3 民衆のイスラーム

4 拡大するイスラーム世界

5 革新のイスラーム

6 民族、国家、そしてイスラーム

 おわりに

感想・レビュー・書評

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  • 少しずつ読んで、理解を深めたい。。。

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    変容と拡大を続けるイスラーム世界。宗教と政治から描く激動の1300年史
    イスラーム世界から過去、現在、未来を見つめると、西洋中心の視点とはまるで異なる歴史が浮かび上がる。肥沃な三日月地帯に産声をあげる前史から、宗教としての成立、民衆への浸透、多様化と拡大、近代化、そして民族と国家の20世紀へ――。シーア派とスンナ派の起源とは? パレスチナ問題はなぜ生じた? 宗教と政治の関係は? 「歴史は誰かがつくるもの」とするイスラーム史の第一人者が日本人に語りかける100の世界史物語。
    https://www.kadokawa.co.jp/product/321701000024/

  • 途中挫折しそうになったが、なんとか読了。
    出てくる国名、人物、都市名、どういう立場か
    などなど、たくさんあって理解不能。
    じっくり読み込まないと無理。
    ただうっすらとしか知らんかった
    中東の歴史の理解を深めた。

    年代も地域も広く大き過ぎ
    絡んでくる民族、国家が多く
    宗教思想主義などなど複雑怪奇。
    これからもう少し細かく見ていきたい。
    さて次の歴史探訪はどこへ行こうか。

  • 長かった…。
    自明だが、高校世界史の知識しかない人間が読むものではない。高校ではサラッと流すヒジュラ以前や、現代イスラームはこの本ではしっかり取り上げられていたので知的好奇心が擽られた。
    大学でアラビア語やイスラーム史を履修する方にとっては読む価値は大いにあると思います。

  • イスラーム世界の展開に関する概説書。100の話題に分けて書かれており、1つの話が見開き2ページくらいで終わるので、非常に読み易いが、その分説明は簡略で、用語や人名ばかりということも無くはない。とりあえずイスラームについて基本的な理解を持っておきたいなら。

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著者プロフィール

1941年生まれ。東京大学名誉教授(東洋文化研究所)。
専門は西アジア史およびイスラーム史。
主要著作は、単著に『ビジュアル版 イスラーム歴史物語』(講談社、2001年)、 『ムハンマド時代のアラブ社会(世界史リブレット100)』(山川出版社、2012年)、共訳にイブン・イスハーク著、イブン・ヒシャーム編註『預言者ムハンマド伝(イスラーム原典叢書)』(全4巻)(岩波書店、2010年~2012年)など。

「2014年 『イスラームの誕生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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