自閉症が30歳の僕に教えてくれたこと

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 84
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044007744

作品紹介・あらすじ

世界的ベストセラー『自閉症の僕が跳びはねる理由』執筆から17年。30歳の今、自閉症ととともに生きる日々で感じること、明日を生きるために思うこと。大反響のツイートを再編集、コラムや詩を加えて書籍化。

感想・レビュー・書評

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  • 作家の東田直樹です。新刊「自閉症が30歳の僕に教えてくれたこと」8月10日発売です!|東田直樹 (ひがしだなおき)
    https://note.com/higashidanaoki26/n/n9c7a606e1aab

    東田直樹 オフィシャルサイト - Naoki Higashida Official Site
    https://naoki-higashida.jp/

    「自閉症が30歳の僕に教えてくれたこと」東田直樹 [ノンフィクション] - KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/322303001985/

  • あ、私もってところもあるし、
    なるほどそう考えているのかって納得できるところもあるし、

    これがすべての自閉症の人に当てはまるものではないけど、まとまっていて読みやすいので参考にはなる

  • 【引き延ばされるゴール
     何かしたあとに、「もう少しできると、もっといいね」と言われたことはありませんか。
     何かできるようになっても、ゴールが引き延ばされると、ゴールがゴールでなくなります。今できていることをちゃんと褒めることが大事ではないでしょうか。】

    そのとおり…です。

    【どんな親でいてほしい?
     どうしたらいい親になれるのか、真剣に悩んでいる人も多いと思います。でも考えてみれば、いい親の子どもだけがいい子に育っているわけではありません。
     子どもは、いい親であることを望んでいるのではなく、大好きな親でいてほしいのではないでしょうか。】

    【思い込みが追いつめる
     こうでなければいけないと思い込んだときから、人は自分で自分を追いつめます。
     こうでなければいけないことなんて何もありません。
     こうありたいと思う気持ちだけで充分ではないでしょうか。】


  • 自閉症者にとって、数少ない”自分の思い通りにできること”は自己実現であると言うようなことが書いてあった。
    でも家族としては、周りに迷惑、恥ずかしいと思うので止めてしまうであろう。
    自閉症含めマイノリティーが世間に広く認知されて、バリアがなくなると良いなと思う。

  • 当事者にしか書けないきづきがてんこもり。
    発達障害の息子と、自閉症の孫がいるので、すごく参考になると思う。
    ありがとう、直樹さん。

  • 登録番号:0142382、請求記号:914.6/H55

  • 心に寄り添ってくれる良い本だった。項目が細かく別れているので、とても読みやすい。就寝前に気楽に読めた。

    印象に残った言葉
    ●一日にが終わると、今日の自分が何をしたかではなく、何を考えたかを思い出している。

    ●こうでなければいけないことなんて何もない。こうありたいと思う気持ちだけで充分。

    ●ゆっくりと流れている時間だからこそ見える景色がある。

    東田さんの他の作品を再読したくなった。

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著者プロフィール

1992年生まれ。重度の自閉症でありながら、パソコンおよび文字盤ポインティングによりコミュニケーションが可能。著書『自閉症の僕が跳びはねる理由』が現在30か国以上で翻訳され、世界的ベストセラーに。

「2020年 『世界は思考で変えられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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