あなたに語る日本文学史 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 63
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044007836

作品紹介・あらすじ

古来、日本文学は詩歌を中心に展開してきた。「万葉集」から始まり、「古今和歌集」「新古今和歌集」に注がれた情熱、中世の和歌と歌謡、江戸の連歌遊びと俳句――それらが近現代の散文にまで及ぼした影響に目くばせをしながら、詩人・大岡信が次世代のために語り継ぐ日本文学史。「文学史とはその言語への、無限定で深い愛着を、文学作品というある種の限定のもとにあるものを通じて、なんとか披瀝してみせるものだ」(「あとがき」より)。

感想・レビュー・書評

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  • 足利で「大岡信ことば館」展 言葉の造形化試みた展示を記録写真で - 足利経済新聞(2023.08.23)
    https://ashikaga.keizai.biz/headline/977/()

    あなたに語る日本文学史 新装版 - 株式会社新書館
    https://www.shinshokan.co.jp/book/b568704.html

    「あなたに語る日本文学史」大岡信 [角川ソフィア文庫] - KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/322305000257/

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ベスト 『あなたに語る日本文学史』 | 教文館ナルニア国
      https://onl.sc/tgDkNQr
      ベスト 『あなたに語る日本文学史』 | 教文館ナルニア国
      https://onl.sc/tgDkNQr
      2023/10/11
  • 学者でない詩人としての作者の一つの見方だと思うがとても興味深く楽しめた。家持、貫之。伊勢物語と大和物語。建礼門院右京大夫と後深草院二条。俊成、西行、定家、そして後鳥羽院。歌謡は自分にとって一番の学びだったかも。和漢朗詠集、閑吟集など、改めて読んでみたいと思った。芭蕉を知るには連句まで見ないといけなさそう。

  • 京都府立大学附属図書館OPAC↓
    https://opacs.pref.kyoto.lg.jp/opac/volume/1271905?locate=ja&target=l?

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著者プロフィール

昭和6年、静岡県三島市生まれ。詩人。東京芸術大学名誉教授。日本芸術院会員。昭和28年、東京大学国文学科卒業。『読売新聞』外報部記者を経て昭和45年、明治大学教授、63年東京芸大教授。平成2年、芸術選奨文部大臣賞受賞。平成7年恩賜賞・日本芸術院賞、8年、1996年度朝日賞受賞。平成 9年文化功労者。平成15年、文化勲章受章。著書に『大岡信詩集』(平16 岩波書店)、『折々のうた』(昭55〜平4 岩波書店)など多数。

「2012年 『久保田淳座談集 空ゆく雲 王朝から中世へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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