機動戦士ガンダム〈3〉 (角川文庫―スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044101039

作品紹介・あらすじ

宇宙世紀0079。地球連邦に対し独立戦争を挑んだスペースコロニー国家「ジオン公国」は、人類の半数を死にいたらしめた。そし半年。連邦軍が開発に成功した新型モビルスーツ「RX・78ガンダム」により、戦局の均衡は崩れた。じりじりとジオン公国の防衛ラインに進攻する連邦宇宙艦隊。だが、迎えうつジオン軍の中にあって、エースパイロツト、シャア・アズナブルは新たな展望を見出していた。ガンダムのパイロット、アムロ・レイはそれにどう応える?-遠大なる「ガンダム・サーガ第一部」衝撃の完結!

感想・レビュー・書評

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  • こういう物語
    こんな物語
    アニメと
    同じタイトルを得ているのに
    全く別な感じを受けます
    これが描きたかったのか
    この先に描きたかったのか
    小説の力
    アニメの力
    一つの物事がここからここへ

  • <MOBILE SUIT GUNDAM>
      
    本文イラスト・カバーイラスト/美樹本晴彦
    口絵イラスト/美樹本晴彦、末弥純
    解説イラスト/佐野浩敏、田中精美
    カバーデザイン/CREST・朝倉哲也
    装幀者/杉浦康平

  • ガンダムのパラレルワールドとして読んだ。いや富野さんが書いたからこれが正史か…。と思ったらその経緯があとがきに書いてあった。

    スレッガーロウはビグザムとの戦いでは死なない。そしてミライでなくセイラに言い寄っている。アムロとセイラはいい仲。
    ランバ・ラルの内縁ではなく婚約者のハモンはギレンのおさがり。
    ララアとクスコ・アルの犠牲があってもアムロは成長できずシャリア・ブルとも分かり合えなかった。
    そしてアニメ版との一番大きな違い、ハヤトもアムロも……。そしてシャアとキシリアとペガサスJが行動を共にする。
    冒頭から最後まで、ニュータイプについてのことがよく書かれ、アニメ版と比べれば、ニュータイプの事を題材にするのならばこの展開の方がいいとさえ思うが、この小説の題名がガンダムでよかったのかどうか…。

  • オリジナルストーリー第3弾
    世界観、宇宙観、思想感、どれもアニメとは全く異なる世界を描いた作品
    一言でいえば大人のガンダム
    アムロ、セイラとの関係など
    ガンダムファンには、もう1つの楽しみが<3>ここにあると思う。

  • 文体がどうしてもあわなくて、挫折・・・

  • 少年の成長物語が基軸のTV版ガンダム。しかし、本書は「成長物語」では括れない。確かに、アムロのナイーブな性格は変わらないが、それはある程度大人として成長した後でのそれ、というべきだろう。それゆえ、本書では、ランバ・ラルが重きを置かれず、さらに、セイラとのラブシーン、彼女との愛憎ない交ぜのシーン、クスコ・アルというキャラを生んだのだろう。高校生の時、本書を読んだ印象が、過酷な戦場で心を震わせ、時代を作るために奔走した「大人」のアムロだなぁ、その印象は「大人」を「青年」と言い換えれば、今も変わらないところ。
    なお、本書の感想は朝日ソノラマ版のデータに書いてあるので、そちらに譲りたい。ちなみに、細かいところは別にして、文章の改変は1巻ではあったが、2、3巻では余りないらしい。ならば、未入手の1巻は探さずばなるまい。

  • TOKYOMXテレビで再放送しているのを見て小説版を読んでみようと1巻から手に取ってみたがテレビ放送の内容と大幅にストーリーが異なり、登場人物の生死も大幅に異なる。しかし読み物としては別物として興味深く読み進められる。
    作品を通じて真の悪とは戦争を主導しているジオンのギレンと連邦の上層部という趣向になっていて、ギレン=ヒットラー、連邦上層部=旧日本軍という図式で反戦を訴えている作品のように思えた。

  • 小説版ガンダムの最終章。アニメ版と大きく展開が異なり、衝撃的だった。物語自体は成立しているため、エンターテイメントとして捉えればそれでいいのだが、残念に感じたのはこれに続くZガンダムに設定が継承されていないことである。せっかくアニメ版と異なる展開をしたのであれば、小説版としてはその方向で展開して欲しかった。ともあれ、全体を通してテンポがよく、ガンダムの理解が深まる良い読書体験だった。

  • 結果、シャアが主役に躍り出る。
    アムロ死によるし、金髪さんとフラウと両方に会いに行く辺りが納得いかん。

    カイさんがカッコ良かった。

    なんやかんやで、ギレンに立ち向かう辺りは胸熱。

  • やっと三冊読み終わりました。この人の文章、難しいです。でも、セイラさんに対するイメージはだいぶ変わりました。アムロもアニメと違って、頼り甲斐がある感じに思えました。

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著者プロフィール

とみの・よしゆき 「機動戦士ガンダム」シリーズの総監督にして原作者。多くのヒットアニメシリーズを手がけているほか、ノベライズ、オリジナル作品も含めて50冊以上の著作がある。

「2010年 『リーンの翼 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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