神様はしらんぷり。 (角川スニーカー文庫 126-4 月と闇の戦記 3)
- KADOKAWA (2003年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044243043
作品紹介・あらすじ
自分の貧困生活をちょっぴりマトモにしたかっただけなのに、幽霊(しかも複数)を背負わされるわ、穴は掘らされるわ、自称・神様たちの戦争にまきこまれるわ…もしかしてオレの能力って腕っぷしだけじゃないのか?そんな主役の当惑はそっちのけで始まった、グリーン・ハイツ上空の超能力バトル。わー待ってくれ、あんたら本当に何者なんだ!誰か説明してくれよーっ!!(泣)森岡浩之のネオジャポネスク伝奇アクション壮大に完結。
感想・レビュー・書評
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神様はしらんぷり。―月と闇の戦記〈3〉 (角川スニーカー文庫)
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カバー・口絵・本文イラスト / 草河 遊也
デザイン / 中デザイン事務所
初出 / 『ザ・スニーカー』2002年12月号~2003年8月号。 -
スニーカー文庫ですね。
月と闇の戦記、三巻。完結編。
正確には、月と死の戦記、でしょうか。
敵イザナミに共感してしまう。
だってさあ、自分が死の国の女王で、平穏で綺麗な黄泉の国を作っていたのに、宗教汚染されて捻じ曲がった死者が来るようになって、自分の王国が滅茶苦茶にされたら、腹が立つでしょう。人間全部ぶっころそうっていう気分はわかります。
でも、イザナミ様、自分の部下の研究者に『死んだら猫の神にしてやる』とか親切心で言ってたりしてますが、その人にしてみたら余計なお世話ですよね。死の女神だから、この人はとことんそういうの、無頓着です。 -
自称神様の戦争に巻き込まれた主人公の明らかに影が薄いですが、最後の最後で美味しいとこもってったな、という感じ。とにかくスケールがでかい。最初はこんなのじゃなかったのに。今の世の中は好きですか?