アルティメット・ファクター 軌道上のキリングゾーン (角川スニーカー文庫)
- 角川書店 (2004年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044247034
作品紹介・あらすじ
惑星テラ・インコグニタの人類圏を結ぶ惑星横断鉄道が武装集団にジャックされた!全長数千メートルにも及ぶ超巨大列車を掌握するという史上例のない事件を起こしたテロリストの正体は、遺伝子操作で生み出された最強の兵士群"U.L.T.I.M.A.T.E."!いまや暴走する鉄塊と化した列車を解放できるのは、不運にも列車に乗り合わせていたスゴ腕(?)のエージェント、リボーだけなのか!?-新鋭が贈るスタイリッシュ・ヘヴィアクション。
感想・レビュー・書評
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なんで買おうと思ったんだろう。
それはいいとして、ラノベのヒロインてみんなこんなんなんだろうかとついていけなくなった反面、敵側が好きすぎてついつい最後まで読んだ代物。
エクスカリバーいいよ。
なんでルキアを殺たし。
最後ちょろっとしか出てないマルコにズキュウウウン詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
濃いキャラにスピード感、さくっと、でものめりこむ面白さでした。
一癖も二癖もあるキャラばかりが大騒ぎ、といった感じでありながらシリアスは痛い。
もっともっと読みたい作品です。 -
骨太で荒削り、硬質で端正な文体。
個人的に角川スニーカー文庫の中では高い完成度を誇る隠れた佳作。
資源の枯渇した惑星テラ・インコグニタには砂塵吹き荒び超生物と悪漢どもが跋扈する
西部劇の世界が広がっていた。
ミリタリー・サービスを営むウィッシング・ウェル社の面々は仕事帰りの列車で敵の襲撃を受ける。
トレインジャックを敢行したのは惑星開拓の為に遺伝子を強化された新人類アルティメット。
人類に迫害され辛酸を嘗め尽くした彼らが遂に反旗を翻すー!
まずアクションシーンが圧巻。
ラノベらしくない濃密に書き込まれた文体は時に加速し、弾丸ばらまき光刃迸り超人離れした心技体が炸裂する怒涛の活劇は迫力満点痛快。
キャラクターも文句ないが主人公側より敵のほうが魅力的なのがこの作品の特徴。
主人公側に比肩する密度で敵の心情や人間関係が書き込まれているために、正義の味方としてはやや類型的に思える主人公側より、迫害を受け続けてねじくれてしまったものの仲間には心を許しくだらない軽口を叩く敵側に感情移入してしまう。
中でもマルコとシバガミ少佐がいい。
かつてリボーと同じチームに所属した後輩でありながら、人間に裏切られ差別を受け続けたことで性根がねじくれてしまった彼が無邪気な微笑みの裏に覗かせる狂気に痺れる。
純粋にひねくれてるマルコを補佐する部下も「女子供と犬は殺さねえ!」と豪語する熱血漢や世話好きなふとっちょオカマなどバラエティにとんでいる。
関西弁ヤクザにしか見えないシバガミ少佐とマルコの師弟関係に惹きこまれる。
もっと長く続いて欲しかったと心から思う。 -
だいぶ昔に読んだ本で本棚に入れてなかったの思い出した。主人公強いの大好きだー。
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格好良いスタイリッシュ・ガンアクションが読める作品です。
登場人物が全て濃いキャラクターで、振り回される感が楽しい!
少々ヒロインが好きになれないタイプでしたが(完全に自分の好みの問題)、それ以外は問題なし。
アクション大目で、ノンストップでラストまで連れて行ってくれるので、スカッとしたい時には最高です。 -
これは面白い!
戦闘シーンの描写が凄過ぎる。凄過ぎる上に大半それなので一息に読もうとすると大分疲れますが、それでも面白い
良いガンアクション物です
しかしルキア…ここで終わりかよ!
味方陣営よりも敵陣営のキャラの方が個人的には好き
取り敢えず全六巻?買います -
山本さんの表紙の釣られて買ったやつ。
派手なガンアクションは好きです。 -
一度は読むべきスタイリッシュアクション
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ガンアクションに一目惚れして買った作品。とりあえず飄々とした主人公・リボーにキュン。世界観も好きなんです。
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主人公。強すぎ!
かっこいい。てか絵が好き。え