レンタルマギカ 白の魔法使い (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044249243

作品紹介・あらすじ

魔術決闘の末"銀の騎士団"と友好関係を結ぶことができた"アストラル"。いつきたちはロンドンの地で次なる行動に出る。"協会"の副代表ダリウス・レヴィから、対策結社の権限を得ること。そして、かつて自分の右目で育まれていたあの「紅い種」を元に戻す儀式を行うことだった。しかし"螺旋なる蛇"の"王冠"の座を名乗る少女が現れ、"協会"と激突寸前に!!様々な思惑が重なり合うこの事態にいつきは一石を投じる。

感想・レビュー・書評

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  • いつきが頼れるけれど何を企んでいるのかわからない、怖い人に(笑)

  • 「協会」と「螺旋なる蛇」の最終決戦の舞台が整いつつある。それは、組織同士の血みどろの争い、ではなく・・・。「アストラル」が向かう先は、いつきが目指す世界のあり方とは。

  • 18冊目。
    いつきの策によって協会とオピオンをぶつけることになる話。

    退屈したというわけではないけど、それだけとも言えるような?

    協会側に行った猫屋敷や穂波はなんとなく完全にアストラルと敵対するのかと思ったけども、そういうわけでもないのですね。

    ついにオピオンのトップが登場したけど、その正体は以外にも純真そうな少女だったということに驚いた。
    ただ、仲間は気遣うのにその他はどうでもいいという感じが少し残念な子という感じで。

    あとは協会のトップが出てきてないぐらいになるのかな?

  • 借本。

  • 舞台はイギリスはロンドン、大英博物館にて展開される。

    いつきの考えが魔法使い全てを驚愕させる。
    『銀の騎士団』との友好関係を築き、『協会』と『オピオン』のフェーデへと持ち込む。
    穂波のお婆さまに相談を持ちかけ、『私は相談に答えただけ』と。
    結果を導き出したのはいつき。
    準備万端の協会。
    それに対抗するオピオンの面々。
    駆け引きをさせたのはいつき。
    うー。
    コレ、上・下巻だよねぇ?
    ソッコーで下巻にあたる次巻を読みます!

  • 協会と蛇が激突。
     蛇には新たなメンバーも登場

     盛り上がりますね。

     絶体絶命からの場面展開など、萌えます。
      決闘にもっていく筋立ては強引な気がしますが、許します。

    さあ、この後の展開は、そして先代はどう絡んでくるのか。

  • 盛り上がりの頂点。
    逆転につぐ逆転の幕開けの中心に
    常に主人公が先頭にたつというのがいい。

  • 大好きです!魔法使い。
    このころから主人公がしたたかに生きはじめてます。

    かれがどのようにして成長してきたかがいままでにかかれているのでその成長と信頼できる仲間によってそれらがどれほどの力になったかが現れた巻だと思っています。

    いよいよ敵も全貌が明らかになり、
    彼の信念を壊さない形での終焉へむかいそうです。
    これまでの道のりとこれからのみちには困難ばかりだけど、それを乗り越えられると信じられるものを備えてきたと思っています。

    科学にまけた魔法。
    自分たちの存在意義。
    狭い世界から広い世界を俯瞰する力。

    魔法や宗教、信仰、伝統、神話、などがすごく緻密に設定されていておもしろいです!!!!

  • ラノベには珍しく、この人は良く勉強している。いいスタッフにも恵まれているようだ。

  • ちゃんとひっぱっただけの楽しみが
    今の布置にはあるのがうれしい。

  • こうきたか~って展開で、とっても楽しめました。

  • 主要キャラ総登場。次はいよいよ協会とオピオンの全面対決。

  • <協会>と<螺旋なる蛇>が「赤い種」を廻って再度衝突.
    その間でうまく立ち回ることに成功した<アストラル>は二つの結社の<魔術決闘>のオブザーバに.

    今回もいつきが意外な策を出してきたって感じだね.
    今回翻弄されたのはダリウス・レヴィと<王冠の座>タブラ・サラ.

    この事件でやっといつきはアディリシアを取り戻したね.
    最後で隻蓮が司を遂に発見したね.

  • まさかの超展開でした。というか創造の蛇って灼眼のシ〇ナで見た気が…

  • 読み終わってから表紙を見るとなるほどなぁと思わされます。
    今回は英国が舞台になりますが、それほど英国の風景が描写されていないので、あんまりロケーションとか関係ない雰囲気。
    ハイライトは、〈螺旋なる蛇〉の関係者がそろい踏みってところでしょうか。

    イツキの発想は意表をついているような直球でぶつかっているような不思議な感覚ですけど、実際ならそうそううまくはいかない気がするんだよなー。
    それだけ魔術結社がアレを神聖視というか、侵すべからぬ事という意識が根強いんだろうなぁと思わされます。

  • いつきが成長していてほんとにやばい。交渉していた時のいつきかっこよすぎる。

  • 魔法を使わないで魔法使いをどう動かすか、差し手として成長するいつき。ここに着ての成長で逆転逆転逆転逆転で、盛り上がりますね。お父さんが直接物語に絡んでくるときにシリーズも最終回を迎えるんだろうなぁ。

  • 面白すぎです。まさか螺旋の蛇と協会を嵌めるとは!!そして、後半でアディ達が出てきた時は、思わずニヤニヤしてしまったwwいつき、かなり逞しくなりましたね。最後にまたいつきの父が出てきましたが、今後一体どうなるんだろう。あと、ダリウスと羽猫の会話で出た「先代の過ち」もかなり気になります!!

  • アディリシアさんが一緒に行動できるっぽくなった!?
    それだけで満足。

    そろそろ大詰めなのかな。
    かなり好きな作品なので大事に終わらせてほしいところ。

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著者プロフィール

代表作にスニーカー文庫『レンタルマギカ』がある。直近では『レッドドラゴン』(星海社)を刊行。

「2020年 『ロード・エルメロイII世の事件簿 10 「case.冠位決議(下)」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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