アウトニア王国拾遺録3 でたまか 終劇追幕篇 (角川スニーカー文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044257187

作品紹介・あらすじ

壮大なる完結を迎えた「でたまか」シリーズ。でも、あのキャラはどうなった!?あの人の過去はもう読めないの!?-そんな声に応えお送りする、今度こそ最後のアンコール本。戦争の狭間に花開くカルテットたちの恋、巨大なテディベアを伴った男の子の物語、マイドとアリクレストのお料理対決(!?)など、でたまか節炸裂の5作品と、巻末にはシリーズ全キャラクターと艦艇・惑星名を著者みずから解説した「でたまか大事典」を収録。

感想・レビュー・書評

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  • おわってしまったー
    忘れずに体験するのを義務にするのはいいと思う
    うちもやるといい。
    チャマー!

  • でたまか、これが本当の完結巻。
    これでもかってくらい色々が明るみに出ます。
    何だか最終巻以上に涙出そうだったんですが…。

    とりあえず今回挿絵が素晴らしい。若かりしメンバーが結構並んでますがかーわーいーいー

    ユーさん(拾遺録1などに登場)のその後などが書かれる「エンド・オブ・ザ・ウォー」、ジャマー君とメス猫カルテットのオノチの甘酸っぱすぎるラヴコメ&ザイケン大尉+ジャマーの師弟愛(笑)のお話「レディ・ゴー」、ドーダイさんのその後のお話「ザ・ロンゲスト・デイ」、んでもって軍学校時代のマイドたち「でたまか分隊」とアリクレスト軍団の料理対決(マナー対決?)の「グルメ・グルメ」、あと最後の「ペア・ベア・ベビーシッター」ではほとんどのキャラのその後が。

    「その後」は嬉しくもありますが、どっちかと言えば自分的には微妙だったかも…あの「人類存亡をかけた戦い(お約束)」の後、暖かくはあれど甘いだけの未来にはならないでしょう。…てか、作者様はそうはしたくなかったでしょうね。
    メインでお気に入りで、物語の重要な核でもあった2人のその後が解ってしまいました。
    言うなれば、それが解ったのが最終巻か今回かの違いなのでしょうが、特に「ロンゲスト~」でのチャマーさんには凄く泣けましたよ。
    ドーダイさんも年下の彼を見送るのは凄く苦しかっただろうなぁと思いますね。彼は今まで苦労した分幸せを匂わせてますが(笑)v
    こういうやりきれなさは「アーク2」を思い出します。王子様だしチャマーってアークに似てるかも…髪形とか年上の彼女とか(大笑)性格は全然違うけど。加えてエリスさんの気丈さも何となくククルに似てたかも。
    こっそり嬉しかったのは群青黎明編で活躍した2人の2ショットが「やっと」見れたコトですね。

    グルメ・グルメはやっぱり1番お気に入り。お約束ドタコメテイストで楽しかった♪
    扉のラインアートさん素敵…でもこの人も…(ToT)

    表紙と口絵があまりに可愛いメイちゃんの出番がないのが凄く残念。彼女とマイドのかけあいはこの物語で1番好きだったのでv
    ともあれ、1,2を争う面白さでした!でたまか最高!
    ちなみに例によってシャッフル読みなので(待て、手持ちだけで3冊、実所持も2冊。
    まだ楽しめそうです。

    …しかし、1組だけ特定できなかった二人が。(多分まだ全巻読んでないせいかと)と、ケルプとコットンらしき2人が見つからなかった気が。
    彼らが1番「でたまか辞典」に詳しく書いてあったのはそれでかな?

  • 壮大なる完結を迎えた「でたまか」シリーズ。でも、あのキャラはどうなった!?あの人の過去はもう読めないの!?―そんな声に応えお送りする、今度こそ最後のアンコール本。戦争の狭間に花開くカルテットたちの恋、巨大なテディベアを伴った男の子の物語、マイドとアリクレストのお料理対決(!?)など、でたまか節炸裂の5作品と、巻末にはシリーズ全キャラクターと艦艇・惑星名を著者みずから解説した「でたまか大事典」を収録。

  • 遂に終幕を迎えた「でたまか」のその後が描かれています。最終決戦の後の登場人物のその後が気になる人はぜひ!!

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著者プロフィール

たかみ・かずゆき。1958年静岡県生まれ。元・埼玉県警勤務。00年電撃文庫から『時空のクロスロード~ピクニックは終末に』でデビュー。異世界ファンタジー、スペースオペラ、第2次大戦をベースとした架空戦記、学園コメディなど、幅広い作風で、既刊50冊以上を数える。

「2010年 『飛べ! ぼくらの海賊船 (2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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